フラワーC
レース展望
過去10年で1番人気は[3−3−1−3]で6連対。前走勝った馬は[3−2−1−0]だが、負けた馬は[0−1−0−3]で不振。2番人気は[3−1−1−5]で4連対、3番人気は[1−2−0−7]で3連対。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が2連対。過去5年の馬連は11倍、23倍、14倍、3倍、320倍。昨年は12番人気のアブレイズが2番手から押し切って大波乱になった。
前走勝ち馬が15連対。前走勝った馬が毎年連対中。初勝利直後でも通用する。前走2着は[0−1−1−13]、3着は[0−0−1−9]で不振。連対馬21頭のうち19頭が前走5着以内。前走10着以下は[0−0−1−15]。連対馬20頭のうち19頭に芝1600m以上で勝ち星があった。前走芝1600〜1800mを勝った馬が連勝することが多い。前走勝った馬が現在8連勝している。
ユーバーレーベンは札幌2歳Sで後方から最速の36.6秒で捲ってソダシにクビ差の2着。前走阪神JFは大外から最速の33.6秒で追い込んでソダシに0.1秒差の3着。1分33秒2で走って時計勝負に対応できた。ゴールドシップ産駒で半兄マイネルファンロンはスプリングS3着馬。祖母マイネヌーヴェルはフラワーC勝ち馬。中山は先週から外差しが決まるようになった。テン乗りの丹内騎手が騎乗する。
ホウオウイクセルは2走前に福島芝1800mの未勝利戦を中団から最速の36.0秒で差し切って優勝。前走フェアリーSは中団の外から3位の35.2秒で伸びて0.4秒差の2着。8枠15番から外を回ったが、差しが決まる展開と外が伸びる馬場を味方に8番人気で激走した。ルーラーシップ産駒で祖母にG1を5勝したメジロドーベルがいる。420キロの小柄な牝馬だが、タフな馬場をこなすタイプ。
京王杯2歳S5着馬リフレイム、前走デイリー賞を勝ったルース、抽選対象ではアルテミスS5着馬クールキャット、新馬戦を勝ったオメガロマンス、クイーンC5着馬イズンシーラブリー、未勝利戦を勝ったレーヴドゥラプレリなど。リフレイムは新馬戦で規格外(寄れて外ラチ)の勝ち方をした外国産馬。前走クイーンC13着は馬込みを嫌がってまともに走っていない。初の右回り、距離1F延長が課題だが、極端なレース(逃げまたは追い込み)をすると一変してもおかしくない。5戦連続で木幡巧騎手が騎乗する。
過去10年でノーザンF生産馬は[2−3−3−29]で2、3番人気が勝ち、4、6、12番人気が2着、1、4、7番人気が3着。オレンジフィズ、コウソクカレン、レーヴドゥラプレリ(吉田勝氏)が該当する。社台F生産馬は[1−2−1−12]で6番人気が勝ち、3、3番人気が2着、5番人気が3着。イズンシーラブリー、エトワールマタン、エンスージアズム(吉田照氏)、オメガロマンス、タウゼントシェーン(社台RH)、フラリオナが該当する。これらの馬で5番人気以内になりそうなのはオメガロマンスか。
穴っぽいところでは、オメガロマンス。中山芝1600mの新馬戦は後方から大外を回ってメンバー最速の33.5秒で差し切って優勝。2位を0.6秒上回る強烈な末脚で差し切った。この日の芝戦で上がり33.5秒は1位。勝ちタイム1分36秒4は同日の菜の花賞に0.3秒差。菜の花賞2着のアナザーリリックはアネモネSを制し、3着ストゥーティはチューリップ賞で3着に入った。オークス馬ヌーヴォレコルトの全妹。(以下少し省略)
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