阪神大賞典
レース展望

過去10年で1番人気は[6−2−1−1]で8連対。単勝1倍台は[4−1−1−1]。昨年は単勝1.6倍のキセキが7着に終わった。2番人気は[1−1−1−7]で2連対、3番人気は[3−1−2−4]で4連対。過去5年の馬連は6倍、1.4倍、12倍、27倍、37倍。少し波乱傾向が強まっている。

連対馬13頭が前走4着以内。前走5着以下から連対した7頭のうち5頭に3000m以上の長距離重賞で連対があった。長距離重賞実績馬なら巻き返し可能。6番人気以下で3着以内に入った4頭は6、6、7、10番人気。前走は重賞5、9、13着、3勝クラス3着。穴で前走重賞で5着以下に負けた7番人気前後に注意。

アリストテレスは[4−5−0−1]でプリンシパルS6着を除き連対を確保。昨年の菊花賞は7番手から最速の35.1秒で上がってコントレイルにクビ差の2着。前走AJCCは6番手から抜け出して2分17秒9(不良)で優勝。菊花賞がフロックでないことを示した。今回はメンバーに恵まれた。あっさりもあるか。

ユーキャンスマイルは芝3000m以上では[2−1−1−2]でダイヤモンドS、阪神大賞典を勝っている。G1では菊花賞3着、天皇賞(春)4、5着がある。昨秋はAR共和国杯で58キロを背負って4着に入ったが、ジャパンCは12着、有馬記念は11着に終わった。[2−3−1−1]で好相性の武豊騎手に乗り替わる。

日経新春杯勝ち馬ショウリュウイクゾ、菊花賞4着馬ディープボンド、万葉S勝ち馬ナムラドノヴァン、同3着馬タイセイトレイル、同5着馬ゴースト、昨年の阪神大賞典3着馬メイショウテンゲン、前走京都記念6着のダンスディライトなど。週末は雨が降る予報が出ている。稍重で行われた19年は1−6−10番人気で決着。

ショウリュウイクゾは格上挑戦で臨んだ前走日経新春杯は3番手から2位の35.5秒で抜け出して2分11秒8で優勝。芝3000m以上の経験はないが、芝24000mは[1−1−1−1]。相手なりに走るタイプ。ディープボンドは芝2200m以上[1−1−0−3]で5着以内を確保。ダービー5着、神戸新聞杯4着、菊花賞4着など勝ち切れないが、好位からしぶとい脚を使える。和田騎手がガツンと追って粘らせるか。

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