大阪杯
レース展望
１７年にＧ１に昇格した。過去１０年で１番人気は［４−２−２−２］で６連対。単勝１倍台は［１−１−１−０］、２倍台は［１−１−０−０］、３倍以上［２−０−１−２］で単勝１、２倍台は３着以内を確保。２番人気は［３−２−２−３］で５連対、３番人気は［０−０−１−９］で連対なし。６〜９番人気が６連対、１０番人気以下は［０−０−０−４１］。Ｇ１昇格後は１−７番人気、１−６番人気、９−２番人気、２−４番人気で決着し、馬連は２３倍、２９倍、３６倍、１１倍。人気馬に人気薄を絡めて中穴を狙うのが妙味。
連対馬１８頭が前走５着以内、残る２頭は前走有馬記念６着、金鯱賞６着。前走Ｇ１、Ｇ２で善戦した馬が活躍している。前走８着以下は［０−０−０−３１］で３着以内がない。前走重賞以外は［１−１−０−１０］で連対が条件。４歳［５−４−５−２４］、５歳［５−４−２−２８］、６歳［０−１−３−２４］、７歳以上［０−１−０−２４］。１、２番人気では４歳馬［４−０−３−２］、５歳馬［３−４−０−０］で５歳馬は堅実。６歳以上は２連対のみ。５番人気以内は［０−０−２−１０］で連対がなく不振が続いている。
コントレイルは［７−１−０−０］でＧ１を４勝。前走ジャパンＣは９番手の外から最速の３４．３秒で伸びて０．２秒差の２着。最後に脚色が鈍ってデアリングタクトにクビ差まで迫られた。芝２０００ｍは２戦２勝でホープフルＳ、皐月賞を優勝。皐月賞は１枠１番から流れに乗れず大外をブン回すレースになったが、いい脚を長く使ってサリオスを差し切った。Ｇ１昇格後の大阪杯でディープインパクト産駒は［１−１−３−１４］で７、９番人気が連対。５番人気以内は［０−０−３−４］で３着以内がなく不振が続いている。
グランアレグリアは［７−１−１−１］でＧ１を４勝。昨年は安田記念、スプリンターズＳ、マイルＣＳを３連勝。安田記念は中団から最速の３３．７秒で抜け出し、アーモンドアイに２馬身半差をつけて１分３１秒６（稍重）で優勝。スプリンターズＳは最速の３３．６秒で大外一気を決めたが、２馬身差の２着ダノンスマッシュは香港スプリントと高松宮記念を制した。前走マイルＣＳは５番手から２位の３３．２秒で差し切り１分３２秒０で優勝。安田記念でアーモンドアイを相手にしなかった社台の馬。距離はあっさり克服か。
昨年の皐月賞＆ダービー２着馬サリオス、チャンレンジＣ勝ち馬レイパパレ、１８年のダービー馬ワグネリアン、阪神芝２０００ｍで２戦２勝のアドマイヤビルゴ、昨年の新潟記念勝ち馬ブラヴァス、昨年の札幌記念２着馬ペルシアンナイト、昨年の小倉大賞典勝ち馬カデナなど。サリオスはコントレイル皐月賞で０．１秒、ダービーで０．５秒に負けている。奥手のハーツクライ産駒で半姉サラキアは５歳になってエリザベス女王杯と有馬記念で２着に入った。前走マイルＣＳ５着は大外１７番枠が堪えている。テン乗りの松山騎手に乗り替わる。
過去１０年のノーザンＦ生産馬は［４−２−４−３２］で１、１、４、９番人気が勝ち、４、７番人気が２着、１、２、２、４番人気が３着。アドマイヤビルゴ、グランアレグリア、サリオス、ブラヴァス、レイパパレ、ワグネリアン該当する。サンデーＲは［２−１−１−７］で現在アルアイン、ラッキーライラックが２連勝中。社台Ｆ生産馬は［０−２−３−１４］で１、８番人気が２着、３、５、６番人気が３着。ハッピーグリンが該当する。コントレイルと同じノースヒルズ生産馬は［１−１−０−１］でキズナが２、１番人気で１、２着。
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