福島牝馬S
レース展望

今年は新潟芝1800mで行われる。過去10年で1番人気は[2−3−1−4]で5連対。単勝2倍台は[1−2−0−1]、3倍台は[1−1−1−1]、4倍以上は[0−0−0−2]。2番人気は[0−1−2−7]で1連対、3番人気は[3−1−1−5]で4連対。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が2連対。過去5年の馬連は111倍、31倍、30倍、8倍、216倍。昨年は3−13−15番人気で3連単227万馬券が飛び出した。

関東馬は[3−6−6−64]、関西馬は[7−4−4−55]。関東馬は2、3着、関西馬が1着が多い。2番人気以内の関東馬は[0−1−3−2]で1連対のみ。3〜5番人気は[3−4−1−7]で7連対と多い。2番人気以内の関西馬は[2−3−0−9]で5連対。6番人気以下で連対した5頭のうち4頭に芝1800mで連対があった。芝1800mは距離実績が問われやすい。穴で芝1800m実績のある8番人気前後、特に関西馬に注意。

ドナアトラエンテは前走中山牝馬Sで9着に終わったが、不良馬場が影響したもの。左回りの芝1800mは[3−3−1−0]で新潟では[1−1−0−0]。初富士Sを勝ったように右回りもこなせるが、左回りの新潟はプラスに働く。前走不良馬場で走ったため、デキ落ちがないことが条件。不良馬場のAJCCを勝ったアリストテレスは阪神大賞典で惨敗している。今年の芝重賞で川田騎手は1番人気[3−2−2−1]、2番人気[2−0−0−3]。

シゲルピンクダイヤは19年の桜花賞2着、秋華賞3着馬。2走前の中日新聞杯は5番手から9位タイの34.0秒で上がってクビ差の2着。イレ込まなくなり、好位につけられるようになっている。前走愛知杯は9着に終わったが、ハイペースで前に行き過ぎたか。芝1800mは[0−0−0−2]だが、ローズSで1分44秒6で走って0.2秒差の4着がある。今年の芝重賞で和田騎手は2番人気では[0−0−0−3]だが、3〜8番人気では[2−1−2−4]。

昨年の紫苑S2着馬パラスアテナ、前走スピカSを勝ったミスニューヨーク、昨年のチューリップ賞2着馬クラヴァシュドール、中山牝馬S2着馬ロザムール、19年の福島牝馬S勝ち馬デンコウアンジュ、昨年のローズS2着馬ムジカなど。ミスニューヨークは昨年紫苑Sと秋華賞で5着に入った。前走スピカSはを中団から最速の36.2秒で差し切って1分51秒1(重)で優勝。芝1800mでは全て加藤騎手が騎乗し[4−1−1−0]。初の左回りがどう出るか。

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