ＮＨＫマイルＣ
レース展望
過去１０年で１番人気は［４−１−０−５］で５連対。過去４年は１７、１２、５、２着で１連対のみ。２番人気は［２−３−１−４］で５連対、３番人気は［１−１−０−８］で２連対。６〜９番人気は３連対、１０番人気以下は４連対。過去４年は１７２倍、３１倍、１７２倍、４２倍で全て中穴以上の決着。１０番人気以下が連対した４年は万馬券決着。２０倍前後を押さえ、万馬券を狙うのが妙味。
連対馬１１頭が前走３着以内。前走４着以下から連対した９頭のうち７頭が２走前に重賞で３着以内に入っていた。２走前に重賞で好走していれば巻き返し可能。特に前走４、５着に負けた馬の巻き返しに注意。６番人気以下で連対した７頭のうち６頭が道中９番手以下からの差し追い込みだった。１２番手以下から直線一気を決める馬が多い。穴で左回りで速い上がりを繰り出している差し追い込み馬に注意。
グレナディアガーズは［２−２−０−１］で中京未勝利戦４着を除き連対を確保。朝日杯ＦＳは前半５Ｆ５６．９秒のハイペースで３番手につけ、７位タイの３４．５秒で抜け出して１分３２秒３のレコードで優勝。前走ファルコンＳは５７キロを背負い、２番手から６位の３４．９秒で上がって頭差の２着。中内田厩舎のフランケル産駒。まだ３３秒台で上がったことがない。流れが緩んだり、高速馬場で上がりが速くなり過ぎなければ。今年の重賞で川田騎手は１番人気［４−３−２−２］で勝率３６．４％。現在１５、２、８着で３連敗中。
シュネルマイスターは［２−１−０−０］で新馬戦とひいらぎ賞を最速上がりで２連勝。前走弥生賞は２番手から４位タイの３４．５秒で上がって０．２秒差の２着。ルメール騎手がスローを察知して大外枠から２番手につけたが、最後まで前を交わせなかった。勝ったタイトルホルダーは次走皐月賞で２着に入った。チューリップ賞を勝ったエリザベスタワーと同じキングマン産駒。全３戦の前半５Ｆは６１．５秒、５９，９秒、６２．６秒で緩い流れしか経験していない。これがどう出るか。過去１０年でルメール騎手は［１−１−０−３］。
ニュージーランドＴ勝ち馬バスラットレオン、同２着馬タイムトゥヘヴン、アーリントンＣ勝ち馬ホウオウアマゾン、同２着馬リッケンバッカー、ファルコンＳ勝ち馬ルークズネスト、シンザン記念勝ち馬ピクシーナイト、紅梅Ｓ勝ち馬ソングライン、アネモネＳ勝ち馬アナザーリリックなど。バスラットレオンは前走ニュージーランドＴを前半５Ｆ３５．０秒、５Ｆ５８．５秒で逃げて１分３３秒１で５馬身差で圧勝。これで逃げたときは３戦３勝。過去１０年でニュージーランドＴ勝ち馬は［１−０−０−８］で勝ったのは１２年のカレンブラックヒル。１８年にケイアイノーテックで大外一気を決めた藤岡佑騎手が強気なレースで粘らせるか。
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