新潟大賞典
レース展望

過去10年で1番人気は[0−1−3−6]で1連対のみ。過去5年は2、3、4、3、6着で1連対のみ。2番人気は[1−1−0−8]で2連対、3番人気は[2−2−0−6]で4連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が6連対。過去5年の馬連は51倍、119倍、108倍、78倍、84倍で全て50倍以上。ハンデ戦でかなり波乱傾向が強い。上位人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

トップハンデは[1−2−0−13]で3、5、13番人気が連対。3番人気以内は[0−1−0−2]で1連対のみ。57キロは[1−1−0−2]、57.5キロ以上は[0−1−0−11]。勝ち馬10頭のうち8頭が重賞初制覇だった。重賞未勝利馬はハンデが重くならず、斤量面でアドバンテージがある。前走3勝クラス以上で4着以内に入り、5番人気前後になった重賞未勝利馬に注目したい。

ポタジェは芝2000m[4−3−1−0]で前走金鯱賞は3番手からしぶとく伸びて0.1秒差の3着。2着デアリングタクト、4着グローリーヴェイズは香港のクイーンエリザベス2世Cで3、2着に入った。右回りは[4−2−0−0]だが、左回りは[1−1−1−0]で取りこぼしが多い。友道厩舎のディープインパクト産駒でルージュバックの半弟。ハンデ56キロは少し見込まれたか。テン乗りの西村騎手が騎乗する。

ボッケリーニは芝1800m[3−4−0−0]の巧者。芝2000mは[1−0−0−0]で2走前に中日新聞杯を中団から最速の33.5秒で差して2分00秒1で勝っている。小倉日経オープンでサラキア、カシオペアSでランブリングアレーの2着に入ったが、勝ち馬はその後重賞で活躍している。池江厩舎の管理馬でラブリーデイの全弟。ハンデは57キロ。テン乗りの吉田隼騎手(関東リーディング1位)が騎乗する。

昨年の新潟記念3着馬サンレイポケット、前走但馬Sを勝ったダノンマジェスティ、昨年の新潟大賞典勝ち馬トーセンスーリヤ、前走日経賞4着のヒュミドール、前走日経新春杯5着のサトノソルタス、2歳時に重賞を2勝したニシノデイジーなど。サンレイポケットは良馬場の左回りの芝2000m[2−1−1−0]で3着以内を確保。昨年の新潟記念は3位の32.4秒で追い込んで頭+クビ差の3着。2走前の白富士Sはポタジェにクビ差の2着。ボタジェより1キロ重い56キロを背負っていたが、今回は1キロ軽い55キロで出走できる。

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