京王杯SC
レース展望

安田記念の前哨戦。過去10年で1番人気は[2−0−0−8]で2連対のみ。過去7年は[1−0−0−6]で1連対のみ。ほとんど狙えない。2番人気は[2−2−4−2]で4連対、3番人気は[1−1−1−7]で2連対。3番人気以内の決着はない。6〜9番人気、10番人気以下が各3連対。過去5年の馬連は43倍、192倍、60倍、25倍、14倍。上位人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

前走重賞勝ち馬は[0−2−1−3]、2着馬は[1−2−1−7]で勝ったのは1番人気のみ。今年は前走重賞で連対した馬がいない。前走10着以下から4頭が連対しており、前走重賞なら着順は問われない。前走重賞で惨敗した先行タイプの巻き返しに注意。6番人気以下で連対した6頭のうち4頭に芝1400m重賞で連対があった。4頭は前走重賞で2、6、10、17着に負けていた。穴で速い持ちタイムがある馬に注意。

ラウダシオンは昨年のNHKマイルC勝ち馬。その後は富士S2着、マイルCS15着、シルクロードS3着、高松宮記念14着で勝ち星がない。左回りは[2−2−1−1]で芝1400mは[1−1−0−0]でクロッカスS1着、ファルコンS2着がある。東京芝では[2−1−0−0]でまだ連対を外していない。Mデムーロ騎手では[1−1−1−1]。昨年以降の重賞でMデムーロ騎手は1番人気では[0−1−2−2]。

タイセイビジョンは昨年のアーリントンCまでは[3−2−0−0]だったが、その後はNHKマイルC4着、富士S5着、マイルCS14着、京都金杯4着で善戦止まり。芝1400mは[2−0−0−0]で京王杯2歳Sを中団から最速の33.5秒で差し切って1分20秒3のレコードで勝っている。陣営は函館2歳Sと京王杯2歳Sで騎乗したルメール騎手を確保。今年の重賞でルメール騎手は2番人気では[1−1−3−5]。

阪急杯2着馬ミッキーブリランテ、昨年の京王杯SC3着馬グルーヴィット、前走マイラーズC3着のカイザーミノル、昨年のファルコンS勝ち馬シャインガーネットなど。ミッキーブリランテは阪急杯で5番手から2位タイの33.8秒で伸びて0.3秒差の2着。前走高松宮記念は後方から伸び切れず10着。皐月賞で1番人気で15着に終わったダノンザキッドの半兄。阪急杯はレシステンシアに負けたが、1分19秒5で走っている。

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