オークス
レース展望
過去10年で1番人気は[5−2−1−2]で7連対。単勝1倍台は[2−1−0−0]、2倍台は[2−1−0−1]、3倍以上は[1−0−1−1]で信頼度は単勝オッズに比例する。2番人気は[1−2−4−3]で3連対、3番人気は[2−0−1−7]で2連対。6番人気以下は6連対。過去5年の馬連は4倍、22倍、11倍、251倍、18倍。19年は12番人気のカレンブーケドールが2着に入り大波乱になった。
連対馬18頭が前走3着以内。前走桜花賞9、10着から連対した2頭は2走前に重賞を勝っていた。過去5年の連対馬10頭のうち7頭が前走1着、残る3頭は桜花賞2、3、3着。桜花賞を除き、前走1着が目安になる。6番人気以下で連対した6頭のうち3頭が前走フローラS3着以内、2頭がOP特別1着。残る1頭は2走前に重賞を勝っていた。穴で前走フローラS3着以内、OP特別勝ちがフロック視された馬に注意。
ソダシは新馬、札幌2歳S、アルテミスS、阪神JF、桜花賞を5連勝。前走桜花賞は内ラチ沿いの3番手から5位の33.8秒で抜け出して1分31秒1のレコードで優勝。最速の32.9秒で追い込んだサトノレイナスの追撃をクビ差完封した。阪神JFでもサトノレイナスをハナ差完封している。過去10年で1〜5番枠は[0−1−3−44]で勝っていなかったが、ソダシは4番枠から勝って内枠が勝てないデータを覆した。
過去10年で桜花賞馬は[2−1−0−3]で1番人気ではデアリングタクト1着、ハープスター2着、マルセリーナ4着。昨年はデアリングタクトが4戦4勝の無敗で制している。消耗戦になった芝1800mの札幌2歳Sを1分48秒2で勝っており、距離はこなすタイプか。ただしクロフネ産駒は芝2000mの重賞[0−7−8−110]で勝ったことがない。白毛馬初のクラシック制覇で伝説を作っているソダシには関係ないか。
アカイトリノムスメは前走桜花賞で好位から5位の33.9秒で上がって0.2秒差の4着。直線でソダシに突き放されたが、最後までしぶとく伸びて差を詰めている。関西への長距離輸送で馬体が6キロ減っていたが、一戦ごとに着実にパフォーマンスを引き上げている。父ディープインパクト、母アパパネで3冠馬配合の超良血馬。東京では全て芝1600mで3戦3勝。クイーンCを勝っている。テン乗りのルメール騎手が騎乗する。
桜花賞3着馬ファインルージュ、同5着馬アールドヴィーヴル、同6着馬ククナ、前走フローラSを勝ったクールキャット、同2着馬スライリー、同3着馬ユーバーレーベン、忘れな草賞勝ち馬ステラリア、ミモザ賞勝ち馬スルーセブンシーズ、スイートピーS勝ち馬タガノパッションなど。ユーバーレーベンは[1−1−3−1]で札幌2歳Sでソダシにクビ差の2着、阪神JFでソダシに0.1秒差の3着がある。前走フローラSは中団から最速の33.2秒で上がって0.2秒差の3着。末脚は確実なため、差しが決まる展開になれば。
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