葵Ｓ
レース展望
今年は中京芝１２００ｍで行われる。過去１０年で１番人気は［４−１−０−５］で５連対。単勝１〜２倍台は［３−０−０−０］。単勝３倍以上は［１−１−０−５］で２連対。２番人気は［１−１−２−６］で２連対、３番人気は［０−０−０−１０］で連対なし。６〜９番人気が６連対、１０番人気以下が４連対。過去５年の馬連は４４倍、１３倍、４７倍／６９倍、６３倍、６３倍。人気薄を絡めて中穴を狙うのが妙味。
関東馬は［１−１−４−３５］で２連対、関西馬は［９−１０−５−８１］で１９連対。５番人気以内の関東馬は［１−０−１−１０］で１連対のみ。関東馬は人気でも危険。牡馬は［４−４−７−６６］で８連対、牝馬は［６−７−２−５１］で１３連対。牡馬は１番人気［３−０−０−３］だが、２〜４番人気は［０−１−１−１２］で１連対のみ。６番人気以下で連対した１０頭のうち７頭が牝馬。穴で逃げ先行タイプの牝馬に注意。
モントライゼは［２−２−１−１］でハイペースで逃げた朝日杯ＦＳ１０着を除き３着以内を確保。前走ファルコンＳは中団から３位タイの３４．８秒で上がって０．４秒差の３着。１、２着馬には離されたが、差すレースで１分２０秒５で走って力は出している。芝１２００ｍは［１−２−０−０］（全て道悪）で小倉２歳Ｓ２着がある。道悪巧者だが、週末は雨は降らない予報。少し詰めが甘い点をルメール騎手がどうカバーするか。
ヨカヨカは［３−１−０−３］で２走前のフィリーズレビューは５番手から５位の３５．３秒で抜け出したが、最後にシゲルピンクルビーに交わされてクビ差の２着。阪神ＪＦで逃げて０．４秒差の５着に粘った馬が距離１Ｆ短縮でスピードと地力を示した。芝１２００ｍでは３戦３勝でフェニックス賞を前半３Ｆ３２．９秒のハイペースで逃げて１分７秒９で勝っている。今年の３歳限定中京芝重賞で幸騎手は［１−１−０−０］。
橘Ｓ勝ち馬ダディーズビビッド、ファルコンＳ４着馬サルビア、同５着馬インフィナイト、同６着馬ファルヴォーレ、マーガレットＳ勝ち馬アスコルターレなど。ダディーズビビッドは前走橘Ｓを４番手から最速の３４．１秒で抜け出して１分１９秒９で４馬身差で圧勝。芝１２００ｍは初めてになるが、前走１２００ｍ通過は１分８秒２だった。竹之下騎手から武豊騎手に乗り替わる点と１キロ増の５７キロがマイナスにならなければ。
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