安田記念
レース展望

過去10年で1番人気は[3−2−2−3]で5連対。単勝1倍台は[1−2−1−0]で3着以内を確保。過去5年は[0−2−2−1]で未勝利。2番人気は[1−0−1−8]で1連対、3番人気は[1−3−2−4]で4連対。6〜9番人気は5連対、10番人気以下は2連対。過去5年の馬連は32倍、104倍、73倍、56倍、6倍。昨年は堅かったが、中穴以上の決着が多い。

前走京王杯SCは[2−3−1−30]、勝ち馬は[0−1−1−6]で1連対のみ。前走マイラーズCは[1−0−6−32]、勝ち馬は[0−0−1−7]で3着止まり。前走ヴィクトリアマイルは[0−3−0−12]で未勝利。勝ち馬は[0−1−0−2]で昨年アーモンドアイが2着。6番人気以下で連対した7頭のうち5頭にG1連対があった。穴で人気がないG1実績馬に注意。

グランアレグリアは芝1600m[6−0−1−1]で桜花賞、安田記念、マイルCS、ヴィクトリアマイルを優勝。19年の安田記念、マイルCSを制したインディチャンプに安田記念とマイルCSで勝っている。前走ヴィクトリアマイルは中団から最速の32.6秒で抜け出して1分31秒0で4馬身差で圧勝。昨年以降の東京芝G1でルメール騎手は社台の馬で2番人気以内なら[5−2−0−0]。初の中2週がどう出るか。

インディチャンプは芝1600m[7−2−1−3]で国内G1では[2−1−1−0]。19年は安田記念、マイルCSを制して最優秀短距離馬に選出されたが、昨年は安田記念が0.5秒差の3着、マイルCSが0.1秒差の2着でグランアレグリアに負けた。東京芝1600mは[2−0−1−0]で3着以内を確保。前走高松宮記念は内から伸びて0.1秒差の3着。前走芝1200mを使ったことがマイナスにならなければ。

昨年のダービー2着馬サリオス、NHKマイルC勝ち馬シュネルマイスター、マイラーズC勝ち馬ケイデンスコール、京王杯SC勝ち馬ラウダシオン、19年のマイルCS2着馬ダノンプレミアムなど。サリオスは芝1600m[3−0−0−1]でサウジアラビアRC、朝日杯FSを勝っている。昨年のマイルCSは0.4秒差の5着に終わったが、不利な大外枠だった。東京芝は[3−1−0−0]。2戦連続で松山騎手が騎乗する。

以下は有料版競馬道場で公開した穴っぽい馬(事後公開)

穴っぽいところでは、ダノンキングリー。G2以下は全て芝1800m以下で5戦5勝。新馬戦を含め4戦が休み明け。芝1600m[2−0−0−2]、芝1800m[3−0−0−0]、芝2000m以上[0−1−2−1]でベストは芝1800mだが、2000mより1600mが合っている。芝1600mの高速決着に課題があるが、血統&気性的に短い方にシフトする可能性がある。使い込んでいるグランアレグリア、6歳馬インデチャンプ、前走重馬場の大阪杯を使ったサリオスのパフォーマンスが落ちれば足りる可能性がある。

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