CBC賞
レース展望

荒れるハンデG3。過去10年で1番人気は[3−1−1−5]で4連対。過去5年は9、10、11、1、12着で1連対のみ。2番人気は[3−1−2−4]で4連対、3番人気は[1−1−3−5]で2連対。6〜9番人気は4連対、10番人気以下は3連対。過去5年の馬連は114倍、183倍、79倍、18倍、1386倍で万馬券3回。人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

52キロ以下は[1−2−0−29]で7、9、13番人気が連対。昨年は51キロのラブカンプーが13番人気で逃げ切った。56キロは[3−1−4−20]で4連対だが、57キロは[0−0−2−10]で3着止まり。トップハンデは[2−0−3−5]で2連対。14年以降は[0−0−2−5]で3着止まり。今年は小倉で行われる。小倉芝1200mで実績のある馬に注意。

ヨカヨカは芝1400m以上[0−1−0−3]でフィリーズレビュー2着、阪神JF5着、ファンタジーS5着で少し足りないが、芝1200mは[3−1−0−0]で小倉芝1200mでは2戦2勝。前走葵Sは馬体10キロ減で少し腹目が細くなっていたが、中団の馬込みから5位タイの34.0秒で伸びてハナ差の2着。小倉への輸送があるため馬体の回復がカギになるが、1週前に坂路で49.6秒の1番時計を出している。

昨年のフェニックス賞は前半3F32.9秒で逃げて1分7秒9で勝っている。過去10年で3歳馬は[0−0−0−15]で小倉2歳S勝ち馬アサクサゲンキの4着が最高。14年は1番人気のベルカント(52キロ)が5着に終わった。ハンデは前走葵Sから4キロ減の51キロ。熊本県産馬初のJRA重賞制覇なるか。幸騎手がラジオNIKKEI賞でリッケンバッカーに騎乗するため、テン乗りの和田騎手に乗り替わる。

シンザン記念勝ち馬ピクシーナイト、昨年のシルクロードS勝ち馬アウィルアウェイ、昨年のアーリントンC勝ち馬タイセイビジョン、前走安土城S3着のメイショウチタン、前走京王杯SC5着のビオグラフィーなど。ピクシーナイトは前2走アーリントンC4着、NHKマイルC12着。芝1200mは未経験だが、芝1400mは[1−0−1−0]。モーリス産駒で母の父はキングヘイロー。6戦連続で福永騎手が騎乗する。

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