函館記念
レース展望

サマー2000シリーズの第2戦。過去10年で1番人気は[1−0−0−9]で1連対のみ。2番人気も[1−0−0−9]で1連対。3〜5番人気は[7−0−2−21]で7勝を挙げている。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が6連対。過去10年必ず7番人気以下が連対している。過去5年の馬連は108倍、351倍、55倍、38倍、1316倍。昨年は15−13−3番人気で3連単343万馬券が飛び出した。

トップハンデは[1−2−0−7]で3、7、8番人気が連対。1、2番人気は[0−0−0−3]で不振。重賞実績馬は人気になるが過信禁物。トップハンデに関係なく57キロは[0−0−1−13]、57.5キロは[1−1−1−7]、58キロは[0−1−0−3]。重ハンデ馬は人気で不振に終わる馬が多い。巴賞連対馬は[0−0−0−14]で3着以内がない。5〜12着に負けた馬が人気薄で激走することが多い。

カフェファラオはダート[5−0−0−3]でユニコーンS、シリウスS、フェブラリーSを優勝。初芝になるが、陣営は芝適性はもちろん、小回りコース、距離2000mの適性を見極めるために使う模様。芝調教の走りを見る限り、こなせそうな感はあるが、初芝でトップハンデ58.5キロがどう出るか。アグネスデジタル、モズアスコットは芝とダートのG1を制している。カフェファラオも芝で勝って二刀流を証明するか。

マイネルウィルトスは[5−7−6−9]で壇之浦S、福島民報杯を2連勝。前走福島民報杯は雨で不良の極悪馬場だったが、4番手から最速の39.3秒で抜け出し、2着に1.8秒の大差をつけて2分3秒7で制した。重い馬場の適性を示したため、まだ重賞出走がないが、陣営は凱旋門賞に登録している。稍重以上では[2−1−3−1]の道悪巧者だが、週末は雨が降りそうにない。丹内騎手では[3−5−3−1]。

昨年の新潟大賞典勝ち馬トーセンスーリヤ、巴賞勝ち馬サトノエルドール、同2着馬マイネルファンロン、昨年の函館記念勝ち馬アドマイヤジャスタ、昨年の福島記念勝ち馬バイオスパーク、昨年の鳴尾記念3着馬レッドジェニアルなど。トーセンスーリヤは芝2000m[1−0−1−6]で昨年の新潟大賞典を10番人気で制している。前走新潟大賞典は0.1秒差の4着。北海道では[1−4−1−2]。19年以降の芝重賞で横山和騎手は[1−0−0−20]で1連対のみ。

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