アイビスSD
レース展望

過去10年で1番人気は[7−2−0−1]で9連対。現在8年連続連対中。単勝1、2倍台は[4−2−0−0]で堅実。2番人気は[1−2−0−7]で3連対、3番人気は[0−2−2−6]で2連対。6〜9番人気は3連対、10番人気以下は[0−0−1−68]。過去5年の馬連は3倍、43倍、10倍、10倍、8倍で4年が堅い決着。1番人気が堅実で荒れても中穴までに収まっている。

牡馬は[5−5−4−73]、牝馬は[5−5−6−56]で互角。459キロ以下は[0−1−0−25]で連対は51キロで2番人気の3歳牝馬。460〜479キロと480〜499キロが各7連対。500キロ以上は3番人気以内なら[2−2−0−3]。馬格があり斤量が軽い馬が勝つことが多い。直線1000mは外枠が有利な傾向。過去10年6〜8枠が連対しなかった年はない。

モントライゼは芝1200m[1−2−0−1]で小倉2歳S2着がある。前走葵Sはスタート後に他馬と接触して後方に下がり、5位タイの34.0秒で上がって0.2秒差の5着。直線でスペースがなく、荒れた内を突いて伸び切れなかった。朝日杯FSで前半5F56.9秒で逃げたようにスピードはあるが、初の直線1000mがどう出るか。3歳馬のため53キロで出走できる。今年の重賞12勝の川田騎手が騎乗する。

ライオンボスは直線1000m[4−2−0−1]の巧者。19年のアイビスSDは6枠11番から外ラチにつけ、5位の33.0秒で上がって優勝。昨年のアイビスSDは7枠13番から外ラチにつけたが、ジョーカナチャンに前に入られ、7位の32.4秒で上がって頭差の2着。3連覇が懸かった前走韋駄天S(58キロ、稍重)は2番手から一杯になって1.1秒差の9着。叩き3戦目、57キロ、良馬場で巻き返せるか。

韋駄天S勝ち馬タマモメイトウ、同3着馬ロードエース、前走葵S3着のオールアットワンス、昨年のルミエールAD勝ち馬ヒロイックアゲン、前走はやぶさ少2着のホーキーポーキー、昨年のアイビスSD3着馬ビリーバーなど。タマモメイトウは前走韋駄天Sを後方から最速の33.4秒で差し切り56.5秒(稍重)で優勝。3枠6番スタートから外に進路を取り、直線で狭いところを捌きながら最後に一気に差し切った。勝ちタイムは遅いがコース適性を示した。前走から3キロ増の56キロ。今年の重賞で津村騎手は[0−1−0−13]。

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