エルムS
レース展望

過去10年で1番人気は[3−1−3−3]で4連対。単勝1倍台は[2−1−1−0]、2倍台は[0−0−1−2]、3倍台は[1−0−1−1]。単勝1倍台は堅実。2番人気は[3−2−0−5]で5連対、3番人気は[2−1−1−6]で3連対。連対馬17頭が5番人気以内、残る3頭は7、8、10番人気。過去5年の馬連は96倍、8倍、12倍、92倍、9倍で堅いか波乱両極端。穴で8番人気前後に注意。

年齢別では4歳[4−1−2−10]、5歳[5−2−4−20]、6歳[1−3−3−35]、7歳以上[0−4−1−36]。4、5歳馬が勝ち、6、7歳馬が2着に来ることが多い。夏のローカルG3に一線級は出走しない。重賞実績のある高齢馬に注意。前走北海道のダ1700mのOP特別に出走した馬は[5−3−3−40]で8連対。前走連対馬は[4−1−3−8]、2番人気以内なら[4−1−2−0]で堅実。

アメリカンシードはダートの条件戦を3連勝。マーチSは5番手から直線で失速して2.8秒差の14着。道中揉まれて砂を被り、最後は走る気をなくしていたが、落鉄があったことも影響している。前走平安Sは前半5F59.0秒で逃げたが、直線でオーヴェルニュに交わされて1.0秒差の2着。ダートで逃げたときは[2−1−0−0]。ルメール騎手は11年以降のダート重賞で逃げたときは[0−1−1−2]。

ソリストサンダーは昨年の武蔵野Sで中団から2位タイの35.6秒で上がって0.1秒差の2着。フェブラリーSは8着に終わったが、前走かしわ記念は中団から伸びてカジノフォンテンにハナ差の2着。G1で激走した。ダ1700mは[3−0−2−1]で函館では駒場特別を1分44秒3で3馬身半差で圧勝している。今年のJRAダート重賞で戸崎騎手は[0−0−0−2]で根岸S16着、ユニコーンS4着。

昨年のエルムS勝ち馬タイムフライヤー、昨年の東京大賞典3着馬ウェスタールンド、マリーンS勝ち馬スワーヴアラミス、同2着馬オメガレインボー、同3着馬ダンツキャッスル、昨年の平安S2着馬ヴェンジェンス、マーチS勝ち馬レピアーウィット、ダートG1−3勝馬ケイティブレイブなど。タイムフライヤーは昨年マリーンSを1分43秒6し、エルムSを1分43秒4で連勝した。前走マリーンSは2番手から一杯になって12着。叩き2戦目でどこまで変わるか。ルメール騎手からテン乗りの武豊騎手に乗り替わる。

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