キーンランドC
レース展望

サマースプリントシリーズ第5戦。過去10年で1番人気は[3−4−1−2]で7連対。牡馬は[1−2−1−2]、牝馬は[2−2−0−0]。牡馬は取りこぼしが多い。2番人気は[1−3−0−6]で4連対、3番人気は[2−0−2−6]で2連対。6〜9番人気は3連対、10番人気以下は1連対。過去5年の馬連は9倍、45倍、12倍、7倍、23倍。1、2番人気が堅実なため、馬連は中穴までに収まっている。

3歳[1−2−0−19]、4歳[4−4−4−21]、5歳[4−2−4−31]、6歳[0−1−1−26]、7歳以上[1−1−1−26]で4、5歳馬の連対が多い。6歳以上で連対した4頭は6、9、12番人気だった。穴で6歳以上の高齢馬に注意。牡馬は[3−6−4−76]、牝馬は[7−4−6−47]。牝馬が7勝。牡馬より連対率が高い。夏のスプリント重賞は牝馬が強い。人気の牝馬に注目したい。

メイケイエールは[4−0−0−2]で前走桜花賞は折り合いを欠いて18着。芝1200mは[2−0−0−0]で新馬、小倉2歳Sを勝っている。芝1200mでも折り合いを欠くため、武豊騎手が折り合いをつけられるかが最大のポイント。メイケイエールは鹿毛だが、母系はシラユキヒメ、ユキチャンがいる白毛一族。先週の札幌記念は白毛の3歳牝馬ソダシが優勝。今年5月以降の重賞で武豊騎手は[0−0−1−16]。

ミッキーブリランテは今年[1−1−1−2]でニューイヤーS1着、阪急杯2着、函館スプリントS3着がある。前走函館スプリントSは中団の馬込みからメンバー3位の33.9秒で伸びてクビ+ハナ差の3着。JRAから外枠攻撃を受けているが、阪急杯は6番枠、函館スプリントSは7番枠だった。使える脚が短いため、内枠の方が良さそうだが、今週からA→Cコースに替わって馬場傾向がどう変わるかに注意したい。

葵S勝ち馬レイハリア、昨年の函館スプリントS勝ち馬ダイアトニック、昨年のキーンランドC勝ち馬エイティーンガール、前走函館スプリントS4着のジョーララビカ、同5着のカツジ、前走UHB賞2着のタイセイアベニールなど。レイハリアは芝1200m[2−1−0−0]で前走葵Sを1分8秒1で優勝。2着ヨカヨカは北九州記念を制した。同じ3歳牝馬のメイケイエールより1キロ軽い51キロで出走できる。

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