セントウルS
レース展望
サマースプリントシリーズの最終戦。カレンモエ、ピクシーナイトが勝てば優勝、2頭が負ければファストフォースが優勝となる。過去10年で1番人気は[5−4−1−0]で9連対。現在5連勝、9年連続連対中。2番人気は[2−2−2−4]で4連対、3番人気は[0−0−2−8]で連対なし。6〜9番人気は3連対、10番人気以下は2連対。過去5年の馬連は4倍、30倍、7倍、22倍、119倍で堅いか波乱両極端。
セントウルSを勝った4頭と2着の1頭がサマースプリントシリーズの優勝を決めている。サマースプリントシリーズの優勝を狙える馬は勝ちにくる。19年はタワーオブロンドンが勝って優勝を決めた。牡馬は[7−7−5−79]、牝馬は[3−3−5−38]で牝馬が健闘している。連対した牝馬6頭のうち5頭は1〜6番人気で前走芝1200m重賞で3着以内に入っていた。今年は該当する馬がカレンモエしかいない。
レシステンシアは[4−3−1−2]で阪神JFを勝っているG1馬。今年は阪急杯を逃げて1分19秒2でレコード勝ち。高松宮記念は6番手の外から4位タイの34.5秒で上がってダノンスマッシュにクビ差の2着。前走ヴィクトリアマイルは3番手から伸び切れず0.9秒差の6着。芝1400m以下では[3−1−0−0]でまだ底を見せていない。高松宮記念より1キロ軽い54キロ。武豊騎手からルメール騎手に乗り替わる。
カレンモエは全て芝1200mを使われ[4−4−2−1]で4着以内を確保。京阪杯はクビ差、オーシャンSはハナ差、函館スプリントSはクビ差の2着。先行してしぶとく伸びているが、あと一歩足りないレースが続いている。父ロードカナロア、母カレンチャンのスプリントG1馬配合。過去10年で安田隆厩舎は1番人気では[1−2−1−0]だが、3番人気以下では[0−0−0−4]。テン乗りの松山騎手が騎乗する。
CBC賞2着馬ピクシーナイト、京王杯SC勝ち馬ラウダシオン、鞍馬Sと安土城Sを連勝したクリノガウディー、春雷S勝ち馬ジャンダルムなど。ピクシーナイトは前走CBC賞で7番手から2位タイの33.3秒で内から伸びて0.1秒差の2着。初の芝1200mで1分6秒1で走ってスプリント適性を示した。モーリス産駒で母の父はキングヘイロー。今年の芝1200m重賞で福永騎手は[1−2−1−2](全て4番人気以内)。
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