シリウスS
レース展望

今年も中京ダ1900mで行われる。過去10年で1番人気は[3−1−1−5]で4連対。57キロ以上は[1−0−1−3]で1連対のみ。2番人気は[2−1−2−5]で3連対、3番人気は[1−3−2−4]で4連対。連対馬15頭が5番人気以内、残る5頭は6、7、7、7、11番人気。過去4年の馬連は271倍、34倍、55倍、35倍で荒れている。過去4年で4番人気以内は[2−0−2−12]で2連対のみ。

3歳[3−1−0−8]、4歳[2−0−4−16]、5歳[3−4−2−34]、6歳[2−3−4−27]、7歳[0−2−0−16]、8歳以上[0−0−0−12]。3歳馬は2番人気以内なら[2−1−0−3]。5歳馬は3番人気以内なら[3−2−1−3]。7歳以上の高齢馬はほとんど出番がない。中京ダ1900mはタフなコースでスタミナが問われるが、中盤に流れが緩むと前に行った馬が残りやすい点に注意。

ゴッドセレクションはダート[3−2−1−1]で新馬戦を除き3着以内を確保。伏竜Sを3馬身差で圧勝したが、2着メイショウムラクモはレパードSを制した。兵庫ChSはリプレーザに半馬身差の2着。前走JDDは3番手からしぶとく伸びてキャッスルトップに頭差の2着。中京ではダ1800mの1勝クラスを逃げて8馬身差で圧勝している。3歳馬で54キロで出走できる。中井騎手、今野厩舎は勝てば重賞初制覇となる。

ハヤヤッコは19年のレパードS勝ち馬。今年は5戦して[1−0−1−3]で前走スレイプニルSを最後方から最速の35.6秒で差し切り2分8秒0(重)で優勝。2着バンクオブクラウズは次走マーキュリーCで2着に入った。今年は全て12番手以下からの追い込むレースをしているが、これが中京ダ1900mでどう出るか。母マシュマロ、祖母シラユキヒメの白毛馬で近親にソダシがいる。田辺騎手では[3−0−2−3]。

東海S2着馬アナザートゥルース、BSN賞勝ち馬ブルベアイリーデ、前走プロキオンS4着のダノンスプレンダー、ダートG1−3勝のケイティブレイブ、前走エルムS4着のウェスタールンドなど。アナザートゥルースは重賞[2−3−4−6]で19年アンタレスS、20年ダイオライト記念を勝っている。中京ダートでは東海Sで0.3秒差の2着がある。58キロでは[0−1−1−0]。東海Sで騎乗した松山騎手に乗り替わる。

過去10年でノーザンF生産馬は[1−5−1−4]で2番人気が勝ち、1、2、3、4、7番人気が2着、3番人気が3着。ウェスタールンド、エルデュクラージュ、サンデーウィザード、ハヤヤッコ、ライトウォーリアが該当する。社台F生産馬は[1−0−1−10]で2番人気が勝ち、1番人気が3着。クレスコブレイブ、ゴッドセレクション、テンザワールド、バラックパリンカ。サンデーRなど社台馬主の馬は勝っていない。

穴っぽいところでは、ブルベアイリーデ。前走BSN賞は内ラチ沿いの4番手から3位の36.9秒で抜け出して1分50秒3で3馬身差で圧勝。レパードS以来2年ぶりのダ1800mでパフォーマンスを引き上げた。レパードSではハヤヤッコに0.2秒差の4着だった。テン乗りになるの福永騎手は今年の中京重賞(芝&ダート)で[4−4−2−6]で連対率50%。57キロでは[0−2−1−3]。距離1900mがどう出るか。

[Home]