サウジアラビアRC
レース展望

過去7年で1番人気は[2−3−1−1]で5連対。前走東京芝1600mの新馬戦を勝った馬は[2−0−0−0]。ノーザンファーム生産馬は[2−3−0−0]で堅実。2番人気は[1−3−1−2]で4連対、3番人気は[2−0−2−3]で2連対のみ。連対馬14頭のうち13頭が4番人気以内、残る1頭は7番人気。馬連は21倍、9倍、10倍、5倍、20倍、3倍、6倍で20倍台までに収まっている。

前走新馬戦勝ち馬は[4−6−2−9]で10連対。2着と0.2秒差以内で勝った馬は[1−2−2−7]だが、0.3秒差以上で勝った馬は[3−4−0−2]で堅実。7番人気で2着に入った馬は新馬戦を0.4秒差で圧勝していた。牡馬は[6−5−6−48]、牝馬は[1−2−1−9]。牝馬は2番人気以内は[1−2−0−0]だが、3番人気以下は[0−0−1−9]で3着止まり。牝馬は人気馬に注目。

過去7年でノーザンF生産馬は[3−5−3−6]で1、1、3番人気が勝ち、1、1、1、2、2番人気が2着、2、3、4番人気が3着。コマンドライン、スタニングローズ、ステルナティーアが該当する。3頭とも馬主はサンデーR。社台F生産馬は[0−0−1−4]。今年は出走がない。

コマンドラインは単勝1.1倍に支持された東京芝1600mの新馬戦を好位からメンバー最速の34.3秒で上がって1分35秒4で3馬身差で圧勝。直線でエンジンが掛かると外から豪快に差し切った。国枝厩舎のディープインパクト産駒で全兄に東スポ杯2歳S2着のアルジャンナがいる。過去7年でディープインパクト産駒は[2−0−1−1]、ルメール騎手は[1−2−0−1]。リスクがあれば、少しズブい点か。

ステルナティーアは単勝1.4倍に支持された新潟芝1600mの新馬戦を中団からメンバー最速の32.7秒で差し切って1分36秒0で3馬身差で圧勝。直線で抜け出してからは流す余裕があった。岩戸厩舎のロードカナロア産駒で全兄にステルヴィオがいる。ステルヴィオはサウジアラビアRCで後方追い込んでダノンプレミアムに0.3秒差の2着だった。9月以降の重賞で福永騎手は[3−2−1−2]で絶好調。

スタニングローズは阪神芝1600mの未勝利戦を3番手からメンバー最速の35.4秒で抜け出して1分35秒2で2馬身半差で圧勝。前走新潟2歳Sは後方から2位の32.9秒で追い込んで0.5秒差の5着。戸崎騎手に乗り替わる。ウナギノボリは中京芝1400mの新馬戦を中団からメンバー最速の34.8秒で差し切り1分22秒3で優勝。新種牡馬ドレファン産駒でジオグリフが札幌2歳Sを勝っている。珍名で知られる馬主の小田切氏は、勝てば10年七夕賞のドモナラズ以来の重賞制覇となる。

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