スワンS
レース展望
過去10年で1番人気は[3−2−1−4]で5連対。古馬は前走勝ち馬[2−1−0−0]だが、前走負けた馬は[0−1−1−3]で不振。2番人気は[4−1−2−3]で5連対、3番人気は[1−2−0−7]で3連対。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が2連対。過去5年の馬連は63倍、132倍、3倍、6倍、348倍で堅いか波乱両極端。4歳馬が1番人気になると連対して堅く収まる傾向がある。
連対馬14頭に重賞勝ち、残る6頭のうち4頭に重賞3着以内があった。これらを満たさない2頭は芝1400mのOP特別で連対があった。別定G2でレベルが高い。重賞実績または芝1400m実績が必要。牡馬は[9−10−8−97]、牝馬は[1−0−2−29]。牝馬は2番人気以内[1−0−1−1]だが、3番人気以下は[0−0−1−28]で不振。6番人気以下で連対した5頭は全て牡馬だった。
ダノンファンタジーは重賞5勝の実力馬。昨年の阪神カップは内ラチ沿いの好位から2位タイの34.1秒で抜け出して1分19秒7で優勝。その後は阪急杯5着、高松宮記念12着、ヴィクトリアマイル7着に終わったが、出遅れ、重馬場&芝1200m、東京コースと敗因はある。阪神では[5−0−0−3]で重賞4勝。休み明けは[4−0−0−2]で久々は苦にしない。過去10年で牝馬は[1−0−2−29]で連対は同年のNHKマイルC2着馬アルビアーノのみ。今年の重賞で川田騎手は1番人気では[5−4−4−6]。
ルークズネストは[2−3−0−2]で3走前にファルコンSを前半3F33.7秒で逃げて1分20秒1で優勝。2着グレナディアガーズはその後NHKマイルC3着、京成杯AH3着に入った。NHKマイルCは10着に終わったが、前走ポートアイランドSは中団から2位タイの34.0秒で伸びてクビ差の2着。プリンスリターンに競り負けたが、外からしぶとく伸びてパフォーマンスを引き上げた。中京巧者だが、阪神では芝1600mの未勝利戦を勝っている。芝1400mはファルコンS以来2戦目。3歳馬で54キロで出走できる。
安土城S勝ち馬クリノガウディー、アーリントンC勝ち馬ホウオウアマゾン、昨年のスワンS2着馬ステルヴィオ、昨年のヴィクトリアマイル2着馬サウンドキアラなど。クリノガウディーは阪神芝1400mで阪神カップ5着、阪急杯7、9着。安土城Sより1.5キロ軽い56キロで出走できる。ホウオウアマゾンはアーリントンCを2番手から抜け出して1分34秒2(重)で優勝。阪神芝は[2−2−0−1]の巧者。デビューから全て芝1600mに出走しているが、初の芝1400mがどう出るか。テン乗りの坂井騎手が騎乗する。
過去10年でノーザンF生産馬は[3−1−2−18]で1、2、3番人気が勝ち、3番人気が2着、2、7番人気が3着。ガゼボ、ギルデッドミラー、ステルヴィオ、ダノンファンタジー、ビッククインバイオ、ファーストフォリオ、ホウオウアマゾン、リレーションシップ、ルークズネスト、ルフトシュトロームが該当する。社台F生産馬は[0−2−2−15]で1、4番人気が2着、2、4番人気が3着。サウンドキアラが該当する。社台白老F生産馬は[0−0−1−5]で10番人気が3着。タイムフライヤーが該当する。
穴っぽいところでは、ギルデッドミラーか。阪神芝1400mは[1−1−0−0]で1勝クラスを中団から2位の33.9秒で差し切って2馬身半差で圧勝、京都牝馬Sで3位の33.9秒で追い込んで0.3秒差の2着。芝1600mでアーリントンC2着、NHKマイルC3着があるが、折り合いが難しく、流れが速くなる芝1400mが合っている。セレクトセールで5億円で取り引きされた半弟リアドは先週阪神芝1800mの新馬戦を圧勝している。得意の芝1400mでどこまで変わるか。テン乗りの団野騎手が騎乗する。
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