京王杯2歳S
レース展望

過去10年で1番人気は[2−2−2−4]で4連対。前走OP特別は[1−1−1−0]で3着以内を確保。前走新馬、1勝クラスは[0−0−1−2]で不振。2番人気は[3−0−1−6]で3連対、3番人気は[1−1−0−8]で2連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が1連対。過去5年の馬連は9倍、10倍、2倍、5倍、61倍。本命決着の4年は13、11、8、10頭立て。昨年は18頭の多頭数だった。

関東馬は[3−2−4−72]で連対率6%、関西馬は[7−8−6−30]で連対率29%。連対数、連対率とも関西馬が優勢。6番人気以下で連対した6頭のうち5頭が関西牡馬だった。穴で6〜9番人気の関西牡馬に注意。牡馬は[10−8−10−77]、牝馬は[0−2−0−27]。牝馬は1番人気なら[0−2−0−1]だが、4番人気以下は[0−0−0−26]で3着以内がない。人気にならない牝馬は不振。

コラリンは新馬戦で4着に終わったが、未勝利戦、カンナSを連勝した。前走カンナSは出遅れて最後方から大外を回ってメンバー2位の34.2秒で差し切って1分8秒8で優勝。シルクRで2000万円で募集された木村厩舎のダイワメジャー産駒の牝馬。近親にシャケトラがいる。初の左回り、距離1Fが課題。過去10年でルメール騎手は[4−0−0−0]。牝馬が勝てば98年ウメノファイバー以来23年ぶりとなる。

ラブリイユアアイズは札幌で新馬、クローバー賞を2連勝。クローバー賞は2番手から早めに先頭に立ち、2位の35.1秒で上がって2馬身半差で圧勝。セレクトセールで1080万円で取り引きされたロゴタイプ産駒。ジャスパークローネとの兼ね合いがカギ。ジャスパークローネは新馬戦を逃げ切り、カンナSは0.2秒差の3着、前走もみじSは2番手から伸び切れず0.7秒差の3着。新馬戦を勝った左回りで一変するか。

すずらん賞勝ち馬ヴィアドロローサ、ダリア賞勝ち馬ベルウッドブラボー、カンナS2着馬シゲルファンノユメ、もみじS2着馬テーオースパローなど。過去10年は必ず関西馬が連対している。今年の関西馬はキングエルメス、ジャスパークローネ、セルバーグ、テーオースパロー、ファンデル(牝)、ホワイトターフ(牝)。昨年は関西馬ロードマックス(9人気)が2着に激走して波乱を演出。関西馬は人気がなくても注意。

過去10年でノーザンF生産馬は[3−4−0−7]で1、2、3番人気が勝ち、1、4、6、7番人気が2着。コラリンが該当する。社台F生産馬は[0−0−3−5]で1、2、4番人気が3着。ラブリイユアアイズが該当する。京王杯2歳SはG1に繋がりにくく、社台の馬は出走が少ない。今年は社台系馬主の馬がコラリンしかいない。パワハラで調教停止処分になっていた木村調教師の管理馬。いきなり重賞を勝つのか?

穴っぽいところでは・・・。

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