武蔵野S
レース展望
チャンピオンズCの前哨戦。過去10年で1番人気は[3−2−1−4]で5連対。過去5年は[1−0−0−4]で1連対のみ。19年はエアアルマスが11着、昨年はタイムフライヤーが5着に終わった。2番人気は[1−1−1−7]、3番人気は[1−1−1−7]で各2連対。6〜9番人気が7連対、10番人気以下が1連対。過去5年の馬連は44倍、139倍、39倍、210倍、107倍でかなり荒れている。
連対馬20頭のうち10頭が前走連対、18頭が前走5着以内。前走6着以下から連対した2頭は前走シリウスSで6、9着に負け、武蔵野Sで8、7番人気だった。前走10着以下は[0−0−1−26]で3着止まり。関東馬[2−0−0−40]で2連対、関西馬[8−10−10−88]で18連対。8年で関西馬がワンツーを決めている。関東馬は16年以降[0−0−0−22]で3着以内がなく不振が続いている。
ソリストサンダーはダートのOP以上では[1−2−2−2]、ダ1600mは[0−2−1−1]で武蔵野S2着、かしわ記念2着、南部杯3着がある。昨年の武蔵野Sは中団の外から2位タイの35.6秒で伸びてサンライズノヴァに0.1秒差の2着。重賞初挑戦で11番人気だった。前走南部杯は好位から伸び切れず、アルクトスに0.4秒差の3着。過去10年で前走南部杯3着以内は[0−1−0−5]で1連対のみ。4戦連続で戸崎騎手が騎乗する。6歳の高齢馬が得意のダ1600mで重賞初制覇なるか。
タガノビューティーは東京ダート[5−3−1−1]で致命的な不利があったユニコーンS13着を除き3着以内を確保。東京ダ1600mは[3−2−1−1]で最速上がりを連発。2走前のオアシスSは11番手から最速の35.6秒で差し切って1分35秒2で優勝。2着ブルベアイリーデはシリウスSで3着に入った。前走欅Sは14番手からメンバー最速の35.2秒で差し切って1分21秒9で優勝。7月以降の重賞で石橋騎手は[0−0−0−10]。西園厩舎はJRAダート重賞[0−2−5−34]で未勝利。
フェブラリーS2着馬エアスピネル、ユニコーンS勝ち馬スマッシャー、エルムS2着馬オメガレインボー、シリウスS3着馬ブルベアイリーデ、フェブラリーS3着馬ワンダーリーデルなど。エアスピネルはダート[0−3−1−3]、東京ダ1600mは[0−2−0−0]でフェブラリーS2着、武蔵野Sで3着がある。前走南部杯は中団の前から伸び切れず0.6秒差の6着。芝ダート問わず叩き2戦目は[1−0−2−6]で1連対のみ。8歳の高齢馬がひと叩きしてどうまで変わるか。テン乗りの田辺騎手が騎乗する。
過去10年でノーザンF生産馬は[0−4−2−20]で1、2、3、4番人気が2着、3、6番人気が3着。勝った馬はいない。サトノアーサー(初ダート)、レピアーウィットが出走する。社台F生産馬は[2−0−3−15]で1、2番人気が勝ち、8、11、13番人気が3着。人気馬が勝ち、人気薄が3着に入っている。エアスピネル、ダイワキャグニー(初ダート)が出走する。ちなみに過去10年で前走芝戦に出走した馬は[0−0−1−8]で3着が1回あるのみ。
穴っぽいところでは、少し大振りしてスリーグランドはどうか。ダートは[5−5−1−6]、左回りは[3−4−0−2]、東京ダートは[2−2−0−1]で連対率80%。今年はバレンタインSを逃げて1分23秒1で3馬身差で圧勝。2着はタガノビューティーだった。欅Sは中団から伸び切れずタガノビューティーに0.6秒差の5着に終わったが、1番人気に支持されていた。初のダ1600mが課題だが、半兄ヒガシウィルウィンは17年のJDD勝ち馬。シニスターミニスター産駒はインカンテーションが武蔵野Sを制している。津村騎手はJRAダート重賞[3−6−5−51]で3着以内に入った14頭のうち8頭が6番人気以下だった。
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