福島記念
レース展望

過去10年で1番人気は[2−3−2−3]で5連対。過去6年は[1−3−1−1]で複勝率83%。2番人気は[4−1−2−3]で5連対、3番人気は[1−2−1−6]で3連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が1連対。過去5年の馬連は17倍、23倍、11倍、20倍、11倍。ローカルのハンデ戦だが、過去5年は20倍台までに収まっている。

トップハンデは[1−2−1−11]、1、2番人気は[1−2−1−2]、4番人気以下は[0−0−0−9]で狙えるのは人気馬のみ。斤量増は[0−2−3−13]で2連対のみ。斤量減は[9−6−6−75]で15連対。1キロ減は3番人気以内なら[6−3−1−1]で堅実。ハンデ戦は実力より斤量が軽い馬が激走する。前走負けて斤量が減った馬に注意。

ステイフーリッシュはG3[0−2−3−2]、G2[1−3−3−7]、G1[0−0−1−4]。今年はAJC杯4着、京都記念2着、オールカマー5着、京都大賞典7着。G3の芝2000mは[0−2−3−1]で19年の福島記念でトップハンデ57.5キロを背負って0.2秒差の2着がある。今年もトップハンデ57.5キロを背負う。6月以降の重賞で坂井騎手は[3−2−3−4]で単勝回収率420%、複勝回収率383%。先週は8番人気のキングエルメスで勝ち、6番人気のロードブレスで2着に入った。

アラタは1勝クラス、駒ケ岳特別、STV杯、ケフェウスSを4連勝。前走ケフェウスSは5番手から最速タイの34.0秒で抜け出して優勝。3着マリアエレーナは次走新潟牝馬Sを制した。芝2000mは[3−0−0−3]で現在2連勝中。ハンデは前走より2キロ増の56キロ。重賞実績のあるマイネルファンロン、ヴァンケドミンゴと同じ56キロは少し見込まれたか。小回り巧者。4連勝の勢いで突破するか。

中山金杯2着馬ココロノトウダイ、昨年の福島記念2着馬ヴァンケドミンゴ、昨年の七夕賞2着馬ブラヴァス、小倉記念勝ち馬モズナガレボシ、新潟記念勝ち馬マイネルファンロン、福島牝馬S勝ち馬ディアンドル、京成杯AH2着馬コントラチェックなど。ココロノトウダイは福島芝[3−1−0−0]で芝2000mは[2−0−0−0]。中山金杯2着時より2キロ重い55キロを背負う。ヴァンケドミンゴは福島芝[4−1−1−1]で芝2000m[2−1−1−1]。昨年の福島記念2着時より1キロ重い56キロを背負う。

過去10年でノーザンF生産馬は[1−3−3−28]で6番人気が勝ち、1、1、13番人気が2着、2、4、10番人気が3着。ココロノトウダイ、コントラチェック、ディアンドル、フェアリーポルカ、ブラヴァスが出走する。社台F生産馬は[3−1−2−14]で1、2、3番人気が勝ち、6番人気が2着、1、3番人気が3着。アラタ、エフェクトオン、ステイフーリッシュが出走する。社台追分F生産馬は[0−0−0−2]。サトノエルドールが出走する。

過去10年で10番人気以下は[0−1−1−69]。7番人気前後が連対して穴をあけることが多い。今年はブラヴァス、モズナガレボシ、マイネルファンロン、ディアンドルあたりか。枠順に左右されやすいレースだが、穴っぽいところではマイネルファンロンか。2走前に新潟記念で最速の33.4秒で大外一気を決めて重賞初制覇。ステイゴールド産駒でユーバーレーベンの半兄。手塚厩舎はココロノトウダイと2頭出し。先週怪我から復帰した松岡騎手が騎乗する。過去2年の福島記念は16、15着に惨敗したのは気になるが・・・。

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