マイルCS
レース展望
2年連続で阪神芝外1600mで行われる。過去10年で1番人気は[1−2−2−5]で3連対。昨年単勝1.6倍のグランアレグリアが連敗を止めた。単勝2倍以上は[0−2−2−5]で未勝利。2番人気は[1−3−0−6]で4連対、3番人気は[2−4−0−4]で6連対。連対馬18頭が5番人気以内、残る2頭は8、11番人気。過去5年の馬連は15倍、24倍、32倍、8倍、6倍で中穴までに収まっている。
連対馬15頭が前走3着以内。前走6〜9着は[2−1−0−33]で4、8、11番人気が連対。穴で前走重賞で6〜9着に負けた馬に注意。前走10着以下は[0−0−0−38]で不振。年齢別では3歳[2−0−1−32]、4歳[5−5−4−23]、5歳[2−4−4−51]、6歳[1−1−1−24]、7歳以上[0−0−0−17]。3歳馬は4、5番人気が優勝。3番人気以内は[0−0−0−6]で3着以内がない。
グランアレグリアは[8−2−2−2]でG1を5勝。芝1600mは[6−1−1−1]で桜花賞、安田記念、マイルCS、ヴィクトリアマイルを勝っている。阪神芝1600mは[2−0−1−0]で桜花賞とマイルCSを優勝。昨年のマイルCSは5番手から2位タイの33.2秒で抜け出して1分32秒0で優勝。直線で前が壁になって追い出しが遅れたが、ルメール騎手が外に出すとスパッと切れる脚を使って一気に差し切った。
今年の安田記念は11番手から直線で内に突っ込んで最速の32.9秒で上がって頭差の2着。外からマークされて位置取りが悪くなり、直線で外に出せずに狭いところに突っ込んだことが堪えた。3歳以降に芝1600mで負けた2戦はNHKマイルCが中3週、安田記念が中2週だった。今回は前走天皇賞(秋)3着から中2週になる。優勝なら牝馬6頭目のJRA獲得賞金10億円超えとなる。ラストランで馬体が太くないことが条件。
シュネルマイスターは[4−1−1−0]で3着以内を確保。弥生賞は2着に負けたが、勝ったタイトルホルダーは菊花賞を圧勝した。NHKマイルCは中団の外から差し切って1分31秒6で優勝。安田記念は5番手から4位の33.4秒で伸びて0.1秒差の3着。毎日王冠は後方から最速の33.0秒で差し切って1分44秒8で優勝。ダノンキングリーにリベンジした。阪神芝1600mで横山武騎手は[0−0−0−6]だが、今年G1で4番人気以内なら[3−1−1−2]。グランアレグリアと同じサンデーR。勝って世代交代か。
過去2年のマイルCS1、2着のインディチャンプ、19年の朝日杯FS勝ち馬サリオス、昨年の朝日杯FS勝ち馬グレナディアガーズ、昨年のホープフルS勝ち馬ダノンザキッド、京成杯AH勝ち馬カテドラル、アーリントンC勝ち馬ホウオウアマゾン、マイラーズC勝ち馬ケイデンスコールなど。インディチャンプは国内マイルG1[2−1−1−1]。昨年の安田記念、マイルCS、今年の安田記念までグランアレグリアに3連敗中。今年のG1で福永騎手は4番人気以内なら[3−1−3−2]。過去10年のマイルCSは[0−2−2−4]。
サリオスは今年大阪杯5着、安田記念8着に終わった。デビューから芝1600mで3連勝した馬。昨年のマイルCS5着は大外17番枠。立て直して復活できるのかどうか。グレナディアガーズは朝日杯FSを1分32秒3のレコードで勝ったが、その後は2、3、3着で勝ち切れない。デビューから全て騎乗した川田騎手から池添騎手に乗り替わる。ダノンザキッドは初マイルとなった前走富士Sで0.5秒差の4着。東スポ杯2歳SとホープフルSでタイトルホルダーに勝っている。安田記念をダノンキングリーで勝った川田騎手が騎乗する。
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