ステイヤーズS
レース展望

過去10年で1番人気は[5−1−2−2]で6連対。過去8年は[5−1−2−0]で3着以内を確保。2番人気は[0−2−2−6]で4連対、3番人気は[1−1−1−7]で2連対。6〜9番人気が6連対、10番人気以下は[0−0−2−47]で3着止まり。過去5年の馬連は8倍、2倍、7倍、21倍、111倍。昨年は7−8番人気で万馬券が飛び出した。本命を押さえて中穴以上を狙うのが妙味。

関東馬[6−2−5−63]で8連対、関西馬[4−8−5−46]で12連対。5番人気以内では関東馬[4−1−5−9]、関西馬[3−6−2−20]。人気の関東馬は1着、関西馬は2着が多い。中山芝3600mは適性が問われる特殊なコース。アルバートが4連対、ファタモルガーナが3連対、デスペラードが2勝。一度好走した馬が何度も好走している。今年は昨年勝ったオセアグレイトに要注意か。

オセアグレイトは芝3000m以上[1−0−1−1]で昨年ステイヤーズS1着、ダイヤモンドS3着。ステイヤーズSは3番手から最速の34.8秒で差し切って優勝。緩い馬場、スローペースで前残りの展開になり、勝ちタイム3分52秒0(稍重)は過去10年で最も遅い。今年は良馬場でのレースになりそう。昨年より1キロ重い57キロがどう出るか。過去10年で横山典騎手は[3−1−0−1]で連対率80%。

カウディーリョは札幌日経オープンを先行して最速の36.6秒で上がりディアスティマに0.1秒差の2着。前走丹頂Sは2番手から早めに先頭に立ち、ボスジラの追撃を完封して優勝。19年の菊花賞で逃げてワールドプレミアに0.6秒差の8着があり、中山では芝2200mの山吹賞を外から捲って勝っている。母はディアデラノビアで全兄にディアドラマドレがいる。過去10年でキャロットFは[0−4−0−2]。

丹頂S2着馬ボスジラ、前走AR共和国杯6着のアイアンバローズ、同7着のトーセンカンビーナ、昨年の青葉賞2着馬ヴァルコスなど。ボスジラは芝2400m以上[4−2−0−6]で重賞以外では[4−2−0−1]。芝3000m以上では阪神大賞典8着、ステイヤーズS6着、ダイヤモンドS9着。前走AR共和国杯は逃げて最下位の15着。全兄ポポカテペトルは菊花賞3着馬。テン乗りの菅原騎手が騎乗する。

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