チャンピオンズC
レース展望

過去7年で1番人気は[1−3−0−3]で4連対。勝ったのは単勝1倍台の3歳馬ルヴァンスレーヴのみ。2番人気は[2−0−0−5]で2連対、3番人気は[0−2−3−2]で2連対。6〜8番人気が4連対、10番人気以下が1連対。過去7年の馬連は54倍、110倍、13倍、41倍、30倍、9倍、40倍で中穴決着が多い。ダートG1実績馬が揃うが、人気馬と人気薄での決着が多く波乱傾向が強い。

連対馬14頭のうち10頭が前走3着以内。前走ダート重賞で3着以内に入った馬。前走4、5、6、7着から連対した4頭のうち3頭はダートG1馬だった。前走8着以下は[0−0−2−16]で3着止まり。6番人気以下で3着以内に入った8頭のうち4頭が前走重賞で3着以内だった。前走2、3着に負けた馬は人気の盲点になりやすい。穴で前走重賞で2、3着に負け、6番人気以下になった馬を絡めたい。

チュウワウィザードはダートG1[3−2−3−3]でJBCクラシック、川崎記念、チャンピオンズCを優勝。昨年のチャンピオンズCは中団から徐々に進出し、最速タイの36.4秒で差し切り1分49秒3で2馬身半差で圧勝。その後4戦は勝ち切れないが、ドバイワールドCで2着、JBCクラシックで3着がある。ダ1800mは[5−2−1−2]の巧者。ドバイワールドC2着馬が叩き2戦目で実力を発揮するか。

ソダシは[6−0−0−2]で桜花賞を1分31秒1のレコードで勝ち、札幌記念を2番手から早めに先頭に立って1分59秒5で勝っている。札幌記念2着ラヴズオンリーユーは次走BCフィリー&メアターフを制した。過去7年で牝馬は[1−0−0−7]で15年に12番人気のサンビスタが勝っている。クロフネ産駒で母ブチコ、近親のハヤヤッコはダート馬。ダートでパフォーマンスを引き上げてもおかしくない。

帝王賞勝ち馬テーオーケインズ、フェブラリーS勝ち馬カフェファラオ、東海S&平安S勝ち馬オーヴェルニュ、シリウスS勝ち馬サンライズホープ、川崎記念&かしわ記念勝ち馬カジノフォンテン、武蔵野S2着馬エアスピネル、帝王賞3着馬クリンチャー、チャンピオンズCで2年連続3着のインティなど。週末は雨は降らない予報で良馬場でのレースになりそう。過去2年は1分48秒5、1分49秒3の高速決着だった。

テーオーケインズは名古屋城S、アンタレスS、帝王賞を3連勝したが全て道悪だった。良馬場では東京大賞典6着、JBCクラシック4着。今年のG1で松山騎手は[0−1−0−11]。カフェファラオはダート[5−0−0−3]で勝つか負けるか両極端。フェブラリーSを勝ったが、メンバーが弱かったか。昨年のチャンピオンズCは0.9秒差の6着。今秋のG1でルメール騎手は[1−4−1−1](全て3番人気以内)。

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