中日新聞杯
レース展望

17年に12月に移動した。過去4年で1番人気は[1−1−1−1]で2連対。過去2年はアイスバブルが9着、ヴェロックスが3着に終わった。過去4年は2−1−5番人気、1−12−7番人気、8−3−2番人気、2−9−1番人気で決着し、馬連は15倍、158倍、69倍、52倍、3連単は232倍、2640倍、1056倍、471倍。ハンデ戦らしく人気薄の激走が多く、かなり波乱傾向が強い。

前走重賞に出走した馬は[3−2−3−30]で5連対だが、前走5着以内に入った馬は[0−0−0−9]で3着以内がない。連対した5頭は前走7、9、12、12、13着に負け、9、8、1、2、1番人気だった。前走惨敗した馬が巻き返している。前走勝ち馬は[0−0−0−8]で3着以内がない。前走2着は[1−0−0−3]、3〜5着は[0−0−1−12]。前走OP以上なら着順は問われない。

ラーゴムはきさらぎ賞を勝った後、13、12、12、10着に終わったが、前走カシオペアSを中団から3位タイの35.0秒で差し切って1分59秒8で優勝。3キロ重い57キロを背負った2着ボッケリーニとはハナ差だった。今回は前走から2キロ重の56キロを背負い、ボッケリーニとは1.5キロ差になる。ちなみに中京芝2000mのきさらぎ賞は56キロを背負い、勝ちタイムは2分1秒0だった。

ボッケリーニは昨年の中日新聞杯を好位から最速の33.5秒で差し切り2分00秒1で重賞初制覇。その後は小倉大賞典2着、新潟大賞典5着、中京記念6着、アンドロメダS2着で勝ち切れないレースが続いている。昨年は55キロだったが、今年はトップハンデ57.5キロを背負うのがどう出るか。今年の重賞で池江厩舎は[0−4−7−53]で未勝利。ラブリーデイの全弟。叩き2戦目で復活Vなるか。

前走カシオペアS3着のアドマイヤビルゴ、昨年の目黒記念勝ち馬キングオブコージ、前走AR共和国杯5着のディアマンミノル、前走天皇賞(秋)8着のラストドラフト、前走アンドロメダS3着のプレシャスブルーなど。アドマイヤビルゴはOP以下[4−1−1−0]だが、重賞では[0−0−0−4]で4着が最高。中京ではムーンライトHを勝ち、ケフェウスSで2着がある。武豊騎手では[4−1−1−1]で好相性。

キングオブコージは長期休み明けのオールカマーを使われてどこまで復調してくるか。ディアマンミノルは京都大賞典4着、AR共和国杯5着と地力強化されている。芝2000mでは函館記念4着がある。外差し馬場で前崩れの展開になれば。ラストドラフトは19年の中日新聞杯でサトノガーネットに頭差の2着。G2で2、3、3着がある。三浦騎手は13年以降、重賞で年間1勝が続いている。今年はダイヤモンドSを制した。

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