阪神JF
レース展望

2歳女王決定戦。過去10年で1番人気は[4−1−1−4]で5連対。過去4年はロックディスタウン9着、ダノンファンタジー1着、リアアメリア6着、ソダシ1着。2番人気は[1−4−0−5]で5連対、3番人気は[0−1−3−6]で1連対。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は6、8、10、15番人気。過去5年の馬連は5倍、9倍、6倍、100倍、6倍。19年は4−6番人気で万馬券決着になった。

連対馬16頭が前走メンバー3位以内の上がりで連対していた。前走速い上がりで勝った馬が活躍している。前走上がり6位以下は[1−0−2−42]で1連対のみ。直線の長い外回りで上がりの速さが問われる。前走新馬戦は[1−0−1−12]、未勝利戦は[0−0−0−10]、1勝クラスは[1−4−2−42]。前走G3は[7−5−5−57]、G2は[0−0−1−7]。前走G3で連対した馬が活躍している。

ウォーターナビレラは新馬、サフラン賞、ファンタジーSを3連勝。前走ファンタジーSは2番手から抜け出して1分21秒1で優勝。前2走はスローペースだったが、前半5F57.4秒の全くつがい流れに対応して押し切った。16年以降のG1で武豊騎手は1番人気なら[6−4−1−1]。武豊騎手&武幸厩舎のコンビは今年[13−16−11−37]、芝で1番人気なら[4−3−0−1]。2年ぶりのG1制覇のチャンスか。

サークルオブライフは新潟の新馬戦で1.2秒差の3着に負けたが、勝ったイクイノックスは東スポ杯2歳Sを圧勝した。中山の芝1600mを大外捲りで1分35秒4で2馬身半差で圧勝し、前走アルテミスSは中団の後ろから最速の33.5秒で差し切って1分34秒0で優勝。過去10年で前走アルテミスS勝ち馬は[2−1−1−3]、2番人気以内なら[2−1−0−2]。国枝厩舎は昨年サトノレイナスでハナ差の惜しい2着。

サウジアラビアRC2着馬ステルナティーア、アルテミスS2着馬ベルクレスタ、赤松賞勝ち馬ナミュール、小倉2歳S勝ち馬ナムラクレア、京王杯2歳S3着馬ラブリイユアアイズなど。ステルナティーアは超スローペースになったサウジアラビアRCでコマンドラインに半馬身差の2着。クビ差の3着スタニングローズはデイリー杯2歳Sで5着に終わった。福永騎手が香港遠征のため、テン乗りのルメール騎手に乗り替わる。

ベルクレスタはアルテミスSで3番手から2位タイの34.0秒で抜け出してクビ差の2着。過去10年で須貝厩舎は[3−0−0−1]でローブディサージュ、レッドリヴェール、ソダシで3連勝中。須貝調教師はコロナ対策違反による馬房削除でJRAと裁判中。また不吉な枠に入るのか。ナミュールは赤松賞を最速の33.0秒で差し切り1分33秒8で優勝。Cデムーロ騎手は18年の阪神JFをダノンファンタジーで勝っている。

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