中山金杯
レース展望
過去10年で1番人気は[3−1−3−3]で4連対。前走G1、G2は[1−1−1−0]だが、前走G3は[0−0−2−3]で3着止まり。関西馬は[0−0−2−2]で不振。2番人気は[3−1−0−6]で4連対、3番人気は[2−0−0−8]で2連対。3番人気以内の決着は1回のみ。6〜9番人気が4連対。過去5年の馬連は17倍、6倍、45倍、25倍、19倍。人気馬に人気薄を絡めて中穴を狙うのが妙味。
連対馬17頭が55キロ以上、13頭が56キロ以上。重ハンデ馬が活躍している。トップハンデは[4−2−1−5]、5番人気以内なら[3−1−1−0]で3着以内を確保。トップハンデは人気なら馬券に絡めたい。関東馬[6−7−4−74]、関西馬[4−3−6−54]。2番人気以内の関東馬は[5−2−1−3]だが、関西馬は[1−0−2−6]で1連対のみ。人気の関西馬は前走重賞を勝った馬でも過信禁物。
ヒートオンビートは前走チャレンジCで中団から4位の34.0秒で伸びてソーヴァリアントに0.6秒差の2着。新馬戦以来となる芝2000mで2着を確保した。3走前の目黒記念では好位から最速の32.4秒で上がって2着がある。母は桜花賞馬マルセリーナで半兄にラストドラフトがいる。ハンデは前走と同じ56キロ。川田騎手からテン乗りの横山武騎手に乗り替わる。1番人気の関西馬がデータを破って連対するか。
トーセンスーリヤは昨年函館記念1着、新潟記念2着でサマー2000シリーズを優勝。前走天皇賞(秋)は先行して伸び切れず1.5秒差の15着。これまで芝2000mでは[2−1−1−7]、G3では[2−1−0−1]で新潟大賞典、函館記念を勝っている。トップハンデ57.5キロを背負うが、新潟記念では57.5キロを背負って2着に入っている。小回りの中山で立ち回りの上手さを生かして粘り込むか。
昨年のスプリングS勝ち馬ヴィクティファルス、中山金杯2、3着のウインイクシード、中山牝馬S&七夕賞2着馬ロザムール、マーメイドS勝ち馬シャムロックヒルなど。ヴィクティファルスはスプリングSの後、馬券圏内がないが、セントライト記念では0.6秒差の5着に入った。G3、56キロでどこまで変わるか。ウインイクシードは中山芝2000m[0−3−2−1]の巧者。得意コースで3年連続馬券圏内なるか。
過去10年でノーザンF生産馬は[3−2−3−24]で1、1、4番人気が勝ち、5、8番人気が2着、1、5、10番人気が3着。アドマイヤアルバ、ヴィクティファルス、オウケンムーン、サトノクロニクル、ジェットモーション、ヒンドゥタイムズ、ブレステイキングが該当する。社台F生産馬は[3−3−0−17]で2、2、5番人気が勝ち、1、4、7番人気が2着。アトミックフォース、シャムロックヒル、ヒートオンビート、レッドガランが該当する。
ヒートオンビートは前走チャレンジCで2着に入ったが、芝2000mは2戦しか経験がなく中山は初めて。有馬記念、ホープフルSを勝った横山武騎手で人気になるが、枠順と立ち回り次第か。トーセンスーリヤは19年12月以降の中山芝では[2−1−0−1]。人気のトップハンデが結果を出すデータを継承するか。人気馬と6〜8番人気の決着で荒れるのがパターン。調教、枠順などから穴馬を抽出できるかがポイントになる。
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