きさらぎ賞
レース展望

今年は中京芝2000mで行われる。過去10年で1番人気は[3−2−2−3]で5連対。単勝1倍台[2−2−1−0]だが、単勝2倍以上は[1−0−1−3]で取りこぼしが多い。2番人気は[1−3−3−3]で4連対、3番人気は[2−0−2−6]で2連対。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は6、6、6、7番人気。過去5年の馬連は9倍、14倍、74倍、73倍、6倍。メンバーレベルが低いと荒れる。

連対馬20頭のうち18頭が前走3着以内。前走4〜9着は[1−1−1−21]で前走朝日杯FS9着、1勝クラス4着馬が連対。前走10着以下は[0−0−1−8]で3着止まり。過去4年の連対馬8頭は全て前走3着以内。前走好走馬を重視したい。6番人気以下で連対した4頭はキャリア3戦以上、3着以内が2回以上を満たしていた。連対した4頭のうち3頭が先行馬だった。穴で先行タイプの関西牡馬に注意。

ダンテスヴューは新潟芝1800mの新馬戦を最速の33.1秒で追い込んで0.1秒差の2着。中京芝2000mの未勝利戦は3番手から最速の35.8秒で抜け出して2馬身半差で圧勝。前走東スポ杯2歳Sは後方2番手から3位の33.7秒で追い込んで1.0秒差の4着。友道厩舎のキングカメハメハ産駒で日経新春杯を勝ったヨーホーレイク(昨年のきさらぎ賞2着)の半弟。過去10年で川田騎手は[1−1−1−2]。

マテンロウレオは阪神芝2000mの新馬戦を内から最速タイの35.1秒で差し切って2分2秒8で優勝。前走ホープフルSは10番手からメンバー3位の35.6秒で上がって0.5秒差の6着。勝ったキラーアビリティの上がりを0.2秒上回ったが、位置取りが後ろ過ぎた。ハーツクライ産駒で近親にサウンドキアラ、マイスタイルがいる。横山典騎手&昆厩舎&寺田氏は今年のシンザン記念をマテンロウオリオンで勝っている。

札幌2歳S2着馬アスクワイルドモア、前走新馬戦を勝ったエアアネモイ、フォースクエア、前走未勝利戦を勝ったストロングウィルなど。アスクワイルドモアは札幌2歳Sで2着に入ったが、前走ホープフルSは後方のまま10着。スタート後に落鉄していた模様。過去10年で武豊騎手は[1−2−1−2]。エアアネモイは阪神芝2000mの新馬戦を逃げて2分5秒6で3馬身差で圧勝。今週から復帰する福永騎手が騎乗する。

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