フェブラリーS
レース展望

過去10年で1番人気は[4−2−2−2]で6連対。過去8年は[4−2−2−0]で3着以内を確保。インティ、モズアスコット、カフェファラオが3連勝中。2番人気は[2−2−1−5]で4連対、3番人気は[1−0−2−7]で1連対。連対馬15頭が5番人気以内、残る残る5頭は7、9、9、16、16番人気。過去5年の馬連は14倍、11倍、4倍、362、66倍。20年は最低16番人気が激走し大波乱になった。

連対馬14頭が前走3着以内。前走ダート重賞好走馬が活躍している。前走4着以下から連対した6頭のうち5頭が前走G1に出走していた。G1なら巻き返し可能。前走10着以下は[1−0−1−23]で1連対のみ。連対馬11頭にダートG1勝ち、2頭にG1−3着があった。昨年を除く9年でダートG1馬が連対。前走ダート重賞で好走したG1実績馬に注目したい。穴で前走5着前後に負けたダートG1馬に注意。

カフェファラオは東京ダ1600m[3−0−0−0]でヒヤシンスS、ユニコーンS、フェブラリーSを優勝。昨年のフェブラリーSは3番手から4位の35.6秒で抜け出して1分34秒4で優勝。フェブラリーSを勝った後は全て休み明けでかしわ記念5着、函館記念9着、チャンピオンズC11着。デビュー以来全て外国人騎手が騎乗し、前6走はルメール騎手が騎乗したが、今回は福永騎手が騎乗する。得意コースで2連覇なるか。

レッドルゼルはダート重賞[2−2−1−2]で根岸SとJBCスプリントを勝ち、カペラSとドバイゴールデンシャヒーンで2着がある。前走JBCスプリントは6番手から押し上げて1分24秒6で3馬身差で圧勝。昨年のフェブラリーSは中団の後ろから2位タイの35.5秒で上がってカフェファラオに0.5秒差の4着。安田隆厩舎のロードカナロア産駒で相手なりに堅実に走るタイプ。距離1600mで最後のひと押しがカギ。

桜花賞馬ソダシ、武蔵野S勝ち馬ソリストサンダー、南部杯を2連覇したアルクトス、根岸S勝ち馬テイエムサウスダン、昨年のフェブラリーS2着馬エアスピネル、東海S勝ち馬スワーヴアラミス、前走チャンピオンズC4着のインティ、JBCレディスクラシック勝ち馬テオレーマなど。ソダシは初ダートのチャンピオンズCで逃げて2.3秒差の12着に終わった。ダート2戦目、距離短縮、脚抜きのいい馬場でどこまで変わるか。

ソリストサンダーはダ1600m[1−3−1−1]で武蔵野S1、2着、かしわ記念2着、南部杯3着がある。前走根岸Sは9着に終わったが、フェブラリーSの叩き台だったか。ベストの東京ダ1600mで変わり身に注意。アルクトスはダ1600m[6−1−0−3]で南部杯1、1、2着。東京ダ1600mは[4−0−0−2]だが、過去2年のフェブラリーSは9、9着。フェブラリーSは良馬場、南部杯は稍重、不良だった。

過去10年でノーザンF生産馬は[1−2−0−14]で2番人気が勝ち、1、2番人気が2着。ソダシが該当する。社台F生産馬は[2−2−2−14]で3、4番人気が勝ち、1、9番人気が2着、1、8番人気が3着。エアスピネル、ダイワキャグニー、レッドルゼルが該当する。社台白老F生産馬は[0−0−0−1]。スワーヴアラミス、タイムフライヤーが該当する。芝G1ほど社台系生産馬は活躍していない。

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