小倉大賞典
レース展望
ローカルのハンデ重賞。過去10年で1番人気は[2−2−1−5]で4連対。4歳馬は[2−1−0−3]で3連対だが、5歳馬は[0−1−1−2]で1連対のみ。2番人気は[1−1−1−7]、3番人気は[2−0−0−8]で各2連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が4連対。過去5年の馬連は97倍、146倍、18倍、224倍、31倍で荒れている。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。
連対馬13頭に小倉芝中距離で連対。昨年の2着馬ボッケリーニは小倉日経オープン2着馬。小倉は平坦小回りコースで先行馬には器用さ、差し馬には捲る脚が問われる。小倉で実績のある馬を重視したい。10番人気以下で3着以内に入った7頭は5、6、7、7、7、7、9歳馬で5頭にローカル重賞で3着以内があった。大穴で近走不振で人気がない重賞実績のある高齢馬、特に小倉重賞で実績のある馬に注意。
アリーヴォは昨年の菊花賞7着馬。芝1800m[2−0−0−0]、芝2000m[2−1−1−0]で小倉芝1800〜2000mは[4−0−0−0]。前走壇之浦Sは中団から最速の34.4秒で差し切って1分46秒2で優勝。今回は昇級戦のため、前走より1キロ減の54キロで出走できる。19年以降の小倉芝1800mで横山和騎手は[3−4−5−18]、2番人気以内なら[3−1−3−2]で複勝率77.8%。
ダブルシャープは小倉芝[3−3−0−2]の巧者。前走小倉芝2000mの関門橋Sは3番手から抜け出して2分00秒0で優勝。小倉芝1800mは[2−2−0−1]で昨年の小倉日経オープンでプリンスリターンに半馬身差の3着がある。荒れ馬場、渋った馬場を得意にしている馬で今の荒れた小倉の馬場は合っている。昨年の小倉記念は54キロで0.5秒差の4着だったが、今回は56キロを背負う。これがどう出るか。
ラジオNIKKEI賞勝ち馬ヴァイスメテオール、中山牝馬S勝ち馬ランブリングアレー、中山金杯2着馬スカーフェイス、20年の小倉大賞典勝ち馬カデナ、前走逆瀬川Sを勝ったスーパーフェザーなど。ヴァイスメテオールは芝1800m[2−0−0−0]で稍重の新馬戦とラジオNIKKEI賞を勝っている。半弟イクイノックスは2戦2勝で東スポ杯2歳Sを制した。ランブリングアレーは芝1800m[4−0−1−0]の巧者。ヴィクトリアマイル2着馬でハンデは55.5キロ。過去10年で牝馬は[0−1−1−17]。
過去10年でノーザンF生産馬は[1−3−5−30]で3番人気が勝ち、1、8、8番人気が2着、2、4、5、5、12番人気が3着。アイスバブル、アリーヴォ、ヴァイスメテオール、ヴェロックス、サトノアーサー、スーパーフェザー、ブラヴァス、レッドフラヴィアが該当する。社台F生産馬は[1−0−0−11]で3番人気が優勝。ランブリングアレーが該当する。
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