金鯱賞
レース展望

3月に移動した過去5年で1番人気は[3−1−1−0]で3着以内を確保。単勝1倍台は[2−1−0−0]で堅実。2番人気は[1−0−1−3]で1連対、3番人気は[0−0−0−4]で連対なし。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が1連対。過去5年の馬連は38倍、58倍、17倍、15倍、135倍で荒れている。昨年は最低人気のギベオンが逃げ切った。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙う馬券作戦が有効。

4歳[3−2−1−10]、5歳[1−2−2−13]、6歳[1−0−2−11]、7歳以上[0−1−0−11]。毎年4歳馬が連対している。6歳馬は10番人気、8歳馬は8番人気が連対したが、2頭は逃げ馬だった。穴で6歳以上の逃げ馬に注意。関東馬は[0−1−1−14]、関西馬は[5−4−4−31]。関東馬は8番人気の1連対のみ。5番人気以内は[0−0−0−7]で出番なし。関東馬は人気でも過信禁物。

ジャックドールはデビューから全て芝2000mを使われ[5−2−0−1]で現在1勝クラス、浜名湖特別、ウェルカムS、白富士Sを4連勝中。前走白富士Sは前半5F59.4秒で逃げ、7位タイの34.7秒で上がって1分57秒4で優勝。0.2秒差の2着アドマイヤハダルは中山記念で3着に入った。前4走の前半5Fは60.7秒、64.3秒、59.9秒、59.4秒。前半の流れが速くなると真価が問われる。

レイパパレは6戦6勝で大阪杯を優勝。大阪杯は前半5F59.8秒で逃げ、最速タイの36.8秒で上がって2分1秒8(重)で4馬身差で圧勝。3着コントレイル、4着グランアレグリアを相手にしなかった。その後は宝塚記念3着、オールカマー4着、エリザベス女王杯6着、香港カップ6着で勝ち切れないレースが続いている。国内の芝2000mは2戦2勝。56キロは不利だが、実績のある芝2000mで巻き返すか。

過去10年でノーザンF生産馬は[2−2−2−17]で1、1番人気が勝ち、5、8番人気が2着、2、6番人気が3着。グラティアス、シャドウディーヴァ、ポタジェ、レイパパレが該当する。社台F生産馬は[1−0−2−4]で10番人気が勝ち、1、6番人気が3着。アラタ、ギベオン、シフルマン、ランブリングアレーが該当する。社台白老F生産馬は[0−0−0−3]で3着以内なし。ステラリアが該当する。

エリザベス女王杯勝ち馬アカイイト、同2着馬ステラリア、同4着馬ソフトフルート、前走京都記念3着のサンレイポケット、昨年の金鯱賞3着馬ポタジェ、府中牝馬S勝ち馬シャドウディーヴァ、前走福島記念3着のアラタなど。アカイイトは中京芝2000mは[1−1−0−1]でシドニーTでソルトフルートに半馬身差の2着がある。金鯱賞は流れが緩んで前が残りやすいが、幸騎手がエリザベス女王杯のように強引に捲ってくるか。ポタジェは芝2000m[4−4−1−1]。G2では[0−0−2−1]。叩き2戦目でどこまで変わるか。

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