スプリングS
レース展望

過去10年で1番人気は[2−5−2−1]で7連対。関東馬は[2−1−2−1]、関西馬は[0−4−0−0]。前走G1出走馬は[2−3−0−1]。2番人気は[0−1−2−7]で1連対、3番人気は[3−2−0−5]で5連対。過去3年は10−1番人気、6−1番人気、3−7番人気で決着し、馬連は102倍、29倍、88倍。人気薄が連対して中穴以上の決着が続いている。

連対馬20頭のうち17頭が前走3着以内。残る3頭は前走朝日杯FS4着、水仙賞(1勝C)4、4着だった。前走5着以下は[0−0−0−32]で3着以内がない。前走新馬&未勝利戦勝ち馬は[0−0−1−11]で3着が1回あるのみ。6番人気以下では関東馬[2−1−4−44]、関西馬[0−0−1−29]で関東馬が穴をあけている。穴で差しタイプの関東馬に注意。

アサヒは新馬戦でジオグリフ(札幌2歳S)に0.2秒差の2着。未勝利戦でアスクビクターモア(弥生賞)に0.2秒差の2着。東スポ杯2歳Sでイクイノックスに0.4秒差の2着。前走共同通信杯は出遅れて最後方から2位の33.8秒で追い込んで0.8秒差の5着。スローペース、渋った馬場で出遅れは致命的だった。休み明けで馬体12キロ増も影響している。叩き2戦目でどこまで変わるか。

アライバルは新潟2歳Sで6番手から3位の33.0秒で上がって0.2秒差の2着。勝ったセリフォスはデイリー杯2歳Sを勝ち、朝日杯FSでドウデュースに半馬身差の2着に入った。前走京成杯は中団から伸び切れず0.4秒差の4着。初の右回り、芝2000mでスムーズさを欠いて負けだが、前走8キロ増えた馬体がさらに16キロ増えていた。今回は叩き2戦目、中山2戦目になる。

過去10年でノーザンF生産馬は[3−3−3−19]で1、3、4番人気が勝ち、1、1、2番人気が2着、1、2番人気が3着。アサヒ、アライバル、アルナシーム、ソリタリオが該当する。社台F生産馬は[3−0−1−16]で1、3、3番人気が勝ち、10番人気が3着。サトノヘリオス、ドーブネが該当する。社台系生産の人気馬が勝つことが多い。

朝日杯FS4着馬アルナシーム、シンザン記念2着馬ソリタリオ、前走朝日杯FS7着のドーブネ、エリカ賞勝ち馬サトノヘリオス、京都2歳S2着&共同通信杯3着馬ビーアストニッシドなど。アルナシームは朝日ヒアFSで出遅れて荒れた内を突き、4位の34.7秒で上がって0.5秒差の4着。阪神JFで同じようなレースで4着に負けたナミュールはチューリップ賞を制した。福永騎手が2戦連続で騎乗する。

ソリタリオは[2−3−0−0]で連対を確保。前走シンザン記念は7番手から2位タイの34.7秒で上がってクビ差の2着。初の右回り、芝1800mでテン乗りの横山武騎手が騎乗する。ドーブネは千葉サラブレットセール5億円馬で取り引きされたディープインパクト産駒。ききょうSは逃げ切ったが、札幌の新馬戦では外からいい脚を長く使って差し切っている。馬主は藤田氏(ウマ娘)。武豊騎手&武幸厩舎。

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