桜花賞
レース展望
牝馬クラシック第一弾。過去10年で1番人気は[1−3−1−5]で4連対。過去5年は[0−3−1−1]で2着が多い。2番人気は[5−3−0−2]で8連対、3番人気は[1−1−3−5]で2連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下は[0−0−1−87]で3着止まり。過去5年の馬連は170倍、4倍、44倍、11倍、6倍。1、2番人気の決着が3回あるが、17年は8−3番人気で万馬券が飛び出した。
連対馬17頭が前走3着以内。過去6年の連対馬は全て前走3着以内。前走重賞好走馬が活躍。前走4着以下から連対した3頭は前走チューリップ賞で4、7、11着。チューリップ賞以外で4着以下に負けた馬は3着以内がない。6番人気以下で連対した4頭の脚質は逃げ0先行1、差し1追込2。差し追い込み馬が激走している。連対した4頭は4、4、5、8枠だった。穴で4枠より外に入った馬、特に差し追い込みタイプに注意。
前走チューリップ賞は[5−7−6−20]で12連対と多い。阪神JFから直行した馬は[1−2−0−2]で連対馬が2番人気以内なら[1−2−0−0]。クイーンCは[0−1−1−16]、フィリーズレビューは[1−0−2−49]、エルフィンSは[1−0−0−4]で各1連対。フェアリーSは[0−0−1−3]で3着止まり。フラワーCは[0−0−0−9]、アネモネSは[0−0−0−23]で3着以内がない。
ナミュールは[3−0−0−1]で新馬戦、赤松賞、チューリップ賞を優勝。赤松賞は5番手から最速の33.0秒で差し切り1分33秒8で優勝。3着スターズオンアースはフェアリーSとクイーンCで2着に入った。阪神JFはCデムーロ騎手で1番人気に支持されたが、大きく出遅れて最後方を進み、最内から最速の33.6秒で追い込んで0.2秒差の4着。出遅れと外が伸びる馬場で荒れた内を突いたことが堪えている。
前走チューリップ賞は中団から最速タイの33.9秒で差し切って1分33秒2で優勝。直線で馬込みにいて外に出すのに手間取ったが、テン乗りの横山武騎手が追い出すと強烈な末脚で差し切った。過去10年でチューリップ賞勝ち馬は[1−2−1−6]で3連対。昨年G1を5勝した横山武騎手はG1で3戦連続1番人気に騎乗することになる。今年の重賞で横山武騎手は[1−1−5−12]、1番人気では[1−1−3−3]。
サークルオブライフは[3−0−2−0]で未勝利戦、アルテミスS、阪神JFを3連勝した。アルテミスSは中団の後ろから最速の33.5秒で差し切って1分34秒0で優勝。阪神JFは11番手から2位の33.9秒で差し切って1分33秒8で優勝。前走チューリップ賞は4番手から4位タイの34.5秒で上がって0.2秒差の3着。前半5F58.5秒の速い流れだったが、Mデムーロ騎手はこれまでとは違うレースをした。
過去10年の桜花賞で国枝厩舎は[1−1−0−4]で4コーナー16番手からアーモンドアイが勝ち、サトノレイナスが2着に入っている。サークルオブライフはチューリップ賞で先行したことである程度の位置につけるのか。休み明けで輸送して馬体2キロ減だったが、関東馬のため2戦連続で長距離輸送がある。過去10年の桜花賞でMデムーロ騎手は[1−1−0−7]。16年に3番人気のジュエラーで大外一気を決めている。
阪神JF2着馬ラブリイユアアイズ、同3着馬ウォーターナビレラ、チューリップ賞2着馬ピンハイ、フィリーズレビュー勝ち馬サブライムアンセム、同2着馬ナムラクレア、同3着馬アネゴハダ、フェアリーS勝ち馬ライラック、同2着馬スターズオンアース、同3着馬ベルクレスタ、クイーンC勝ち馬プレサージュリフト、エルフィンS勝ち馬アルーリングウェイ、前走1勝クラスを勝ったフォラブリューテなど伏兵は多士済々。
ウォーターナビレラはファンタジーS勝ち馬。阪神JFは3番手から粘って0.2秒差の3着。前走チューリップ賞は好位から伸び切れず0.4秒差の5着。トライアルで無理しなかったか。過去10年で武豊騎手は[0−2−0−7]でリスグラシュー、レシステンシアで2着。ライラックは前走フェアリーSを最後方から大外を回って2位の34.7秒で差し切り1分35秒2で優勝。過去10年で福永騎手は[0−0−3−7]。
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