アンタレスS
レース展望

過去10年で1番人気は[5−1−1−3]で6連対。56キロは[0−1−0−2]、57キロは[4−1−0−0]、58キロは[0−0−1−1]で57キロを背負った馬は堅実。2番人気は[1−3−2−4]、3番人気は[2−2−3−3]で各4連対。連対馬15頭が5番人気以内、残る5頭は6、6、6、7、11番人気。過去5年の馬連は43倍、13倍、23倍、39倍、6倍で中穴決着が多い。

連対馬14頭が前走連対、18頭が前走4着以内。過去4年の連対馬は全て前走3着以内。前走ダート重賞で好走対した馬が活躍している。前走6〜9着[1−0−2−31]、10着以下[0−1−3−38]で連対した2頭は6、11番人気だった。6番人気以下で連対した5頭は前走重賞で1、3、4、8、11着。5頭とも前走5番手以内につけていた。前走重賞で前に行った馬が7番人気前後で激走している。

オメガパフュームは東京大賞典を4連覇し引退種牡馬入りの予定だったが、現役を続行することになった。右回りのダ1800mは[3−0−0−0]で条件戦を3勝。59キロでは19年の平安S3着、20年の平安S1着がある。460キロ前後だが、斤量をこなすタイプ。阪神ダートは3戦3勝。休み明けは[2−3−2−1]。G2以下では[5−0−2−0]。帝王賞でテーオーケインズとの決戦に向けて格好をつけるか。テン乗りの横山和騎手が騎乗する。

バーデンヴァイラーはダ1800m[5−0−1−0]で現在最速上がりで3連勝中。2走前の摩耶Sは2番手から最速の36.9秒で抜け出して3馬身差で圧勝。2着ウィリアムバローズはその後2連勝で卯月Sを圧勝している。前走総武Sは逃げて最速タイの37.8秒で上がって2馬身半差で圧勝。ダートで唯一負けた大府特別は不良馬場で3番手からのレースだった。BCディスタフを勝ったマルシュロレーヌの半弟。56キロで出走できる。鞍上は幸騎手。

過去10年でノーザンF生産馬は[2−0−1−14]で1、3番人気が勝ち、5番人気が3着。ウェスタールンド、グロリアムンディ、バーデンヴァイラー、ユアヒストリー、ライトウォーリアが該当する。社台F生産馬は[0−0−2−11]で3、8番人気が3着。オメガパフュームが該当する。社台白老F生産馬は[0−0−1−1]だが、今年は出走馬がいない。社台系生産馬はそれほど活躍していない。

ダートで4連勝中のグロリアムンディ、前走東海S2着のオーヴェルニュ、前走東京大賞典3着のウェスタールンド、過去3年のアンタレスS1、2、16着のアナザートゥルース、前走マーチS5着のカデナ、前走名古屋大賞典2着のケイアイパープルなど。グロリアムンディは前走名古屋城Sを5番手から抜け出して1分51秒8(稍重)で2馬身差で圧勝。一気のメンバー強化がどう出るか。テン乗りの坂井騎手が騎乗する。オーヴェルニュは阪神のベテルギウスSでテーオーケインズに勝っている。テン乗りの鮫島駿騎手が騎乗する。

過去5年の前半5Fは61.2秒、60.2秒(不良)、60.0秒(稍重)、61.1秒(稍重)、59.2秒(重)。オメガパフュームは59キロを背負ってダ1800mだと微妙に距離不足か。バーデンヴァイラーは前3走の前半5Fは62.3秒、63.2秒、63.9秒、グロリアムンディは前2走の前半5Fは61.0秒、62.3秒(稍重)。前半から飛ばす馬がいて流れが速くなると真価が問われる。昨年のみやこS(阪神)は5−6−10番人気で荒れた。意外な馬の激走に注意が必要。

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