福島牝馬S
レース展望

過去10年で1番人気は[2−4−1−3]で6連対。単勝2倍台は[1−2−0−1]、3倍台は[1−2−1−1]、4倍台は[0−0−0−1]。過去6年は[0−4−1−1]で2着が多い。2番人気は[0−1−2−7]で1連対、3番人気は[3−1−0−6]で4連対。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が2連対。過去5年の馬連は31倍、30倍、8倍、216倍、33倍。20年は3−13−15番人気で3連単227万馬券が飛び出した。

4歳[2−4−3−54]、5歳[5−6−5−40]、6歳[2−0−2−16]、7歳[1−0−0−8]で5歳馬が11連対と多い。中距離重賞で実績のある人気の5歳馬を重視。4歳馬は4番人気以内[2−3−2−9]だが、5番人気以下は[0−1−1−45]で1連対のみ。6番人気以下で連対した5頭のうち3頭に芝1800mで連対があり、残る2頭に芝1800m重賞で3着があった。穴で芝1800m実績のある8番人気前後、特に関西馬に注意。

ルビーカサブランカは愛知杯で重賞初制覇。1枠1番から内をロスなく回り、3位タイの34.2秒で差し切り2分1秒0で制した。前走中山牝馬Sは出遅れて最後方から大外を回って3位タイの34.3秒で追い込んで0.2秒差の6着。[3−3−3−2]の芝2000mが得意だが、芝1800mは[1−1−2−5]で5着以内を確保。武豊騎手では[2−0−2−1]。4月以降の重賞で武豊騎手は[1−1−2−1]、3番人気以内なら[1−1−1−0]。

アブレイズは前走中山牝馬Sで6番手から7位の34.6秒で上がって0.1秒差の2着。勝ったクリノプレミアムより3キロ重い56キロを背負っていた。芝1800mは[2−1−0−3]で右回り&良馬場なら[1−1−0−0]でフラワーC1着、中山牝馬S2着。今回はクリノプレミアムと同斤の54キロ。3月以降の重賞で池江厩舎は[1−2−1−3]。

過去10年でノーザンF生産馬は[2−3−4−27]で3、7番人気が勝ち、1、1、9番人気が2着、2、10、10、13番人気が3着。アナザーリリック、サンクテュエール、シャーレイポピー、シンハリング、フェアリーポルカ、ルビーカサブランカが該当する。社台F生産馬は[1−0−1−10]で7番人気が勝ち、2番人気が2着。サトノダムゼル、ホウオウエミーズが該当する。

前走中山牝馬Sを勝ったクリノプレミアム、同4着のスライリー、前走愛知杯8着のアナザーリリック、2連勝でオープン入りしたシャーレイポピー、20年の福島牝馬S勝ち馬フェアリーポルカ、昨年の七夕賞2着馬ロザムール、前走3勝クラスを勝ったホウオウエミーズ、前走ニューイヤーS4着のサトノダムゼルなど伏兵は多士済々。過去10年で10番人気以下は[1−1−6−50]で8頭が3着以内に入っている。極端な人気薄の激走に注意したい。

クリノプレミアムは中山牝馬Sを15番人気で優勝。芝1800mは2戦2勝で福島の松島特別を1分47秒4で3馬身差で圧勝している。過去10年で前走中山牝馬Sを勝った馬は[1−2−0−0]で堅実。アナザーリリックは重賞以外[3−1−0−0]だが、重賞では[0−0−0−3]。今年の重賞で津村騎手は[0−0−1−12]。シャーレイポピーは福島芝1800mの五色沼特別でタガノディアーナにクビ差の2着がある。重賞ではチューリップ賞5着、紫苑S4着。相手なりに堅実に走るタイプ。

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