フローラS
レース展望

オークストライアル。過去10年で1番人気は[3−1−0−6]で4連対。過去6年は[1−0−0−5]で1連対のみ。19年はセラピアが14着、20年はスカイグルーヴが5着、昨年はオヌールが8着に終わった。2番人気は[1−5−2−2]で6連対、3番人気は[2−0−1−7]で2連対。6〜9番人気は1連対、10番人気以下は4連対。過去5年の馬連は320倍、133倍、16倍、28倍、415倍で荒れている。

連対馬14頭が前走連対、18頭が前走5着以内。前走6着以下から連対した2頭は前走クイーンC6、10着だった。今年はクイーンC組の出走がない。前走1勝クラス勝ち馬は[6−2−0−14]で4番人気以内なら[5−1−0−6]。2、2、4着馬が連対したように負けた馬でも通用している。過去5年で10番人気以下で連対した4頭のうち3頭が3コーナーで3番手以内。穴で先行してしぶとい脚を使える馬を絡めたい。

ルージュスティリアは新潟芝1800mの新馬戦を中団から2位の32.7秒で差し切って1分51秒2で優勝。0.1秒差の2着スターズオンアースは桜花賞を制した。前走チューリップ賞は大きく出遅れて最後方から最速タイの33.9秒で追い込んで0.6秒差の6着。勝ったナミュールと同じ上がりを繰り出したが、出遅れが致命的だった。東京ホースRで5600万円で募集された藤原英厩舎のディープインパクト産駒。新馬戦で騎乗した福永騎手に戻ってオークスに名乗りを上げるか。

ルージュエヴァイユは中山芝1800mの新馬戦、デイジー賞を2連勝。新馬戦は後方から馬群に突っ込んで直線で捌きながら最速の34.7秒でハナ差交わして1分50秒6で優勝。デイジー賞は後方から大外を回って最速の35.0秒で差し切って1分48秒4で優勝。東京ホースRで1200万円で募集された黒岩厩舎のジャスタウェイ産駒。過去10年のフローラSで戸崎騎手は[1−1−2−2]、5番人気以内なら[1−1−2−0]で3着以内を確保している。

過去10年でノーザンF生産馬は[4−3−5−42]で1、3、3、4番人気が勝ち、2、2、13番人気が勝ち、2、5、5、9、13番人気が3着。ヴァンルーラー、エリカヴィータ、キタサンシュガー、マイシンフォニー、ホウオウバニラ、ラスールが該当する。社台F生産馬は[1−2−1−20]で2番人気が勝ち、2、2、番人気が2着、3番人気が3着。エバーハンティング、ルージュエヴァイユが該当する。社台白老F生産馬は[0−1−0−5]で2番人気が2着。ストキャスティークが該当する。

前走1勝クラスを勝ったラスール、前走桜花賞6着のパーソナルハイ、前走フィリーズレビュー4着のマイシンフォニー、前走フラワーC7着のキタサンシュガー、前走君子蘭賞を勝ったヴェンルーラー、同2着のシンシアウィッシュ、前走アルメリア賞3着のホウオウバニラなど。日曜は曇り一時雨の予報が出ている。開幕週で馬場がいいため、少しの雨なら大きな影響はないが、雨量が多くなると道悪適性が問われる可能性がある。

ラスールは東京芝1600mの新馬戦、1勝クラスを勝っている。シンザン記念はスタートで寄られて位置取りが悪くなり、道中折り合いを欠き、直線で内を突いて前が壁になり、そこから外に出して8位の35.2秒で上がって0.6秒差の7着。シルクRで4000万円で募集された宮田厩舎のキタサンブラック産駒。4戦連続でルメール騎手が騎乗する。パーソナルハイは桜花賞で直線で寄れられる不利があった。G1レーシングで6000万円で募集された矢作厩舎のディープインパクト産駒。スタート次第で逃げる手か。

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