青葉賞
レース展望
過去10年で1番人気は[3−3−3−1]で6連対。過去5年は[1−2−3−0]で2、3着に負ける馬が多い。2番人気は[0−0−1−9]で連対なし、3番人気は[2−0−1−7]で2連対のみ。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が2連対。過去5年の馬連は7倍、109倍、21倍、26倍、10倍。18年は6−7−1番人気で馬連109倍、3連単1015倍。各馬経験の少ない距離で時々大波乱がある。
連対馬16頭が前走3着以内。前走4着以下から連対した4頭は前走弥生賞4、6着、共同通信杯4着、スプリングS7着。皐月賞の前哨戦で4〜7着に負けて皐月賞に出走できなかった馬が巻き返している。ただし今年は重賞出走経験馬がオウケンボルト(スプリングS9着)、グランシエロ(東スポ杯2歳S7着)しかいない。OP特別勝ち馬もおらず、2着馬はグランシエロ(アイビーS)、レヴァンジル(すみれS)のみ。
レヴァンジルは[2−2−1−0]で3着以内を確保。中山芝2000mの1勝クラスではアスクビクターモア(弥生賞)にクビ差の2着に入った。東京芝2400mのゆりかもめ賞は4番手から3位の34.0秒抜け出して2分27秒3で優勝。前走すみれSは逃げて4位の34.5秒で上がってクビ差の2着。ゆりかもめ賞でクビ差2着のポッドボレットに逆転された。サンデーRで4000万円で募集されたドラメンテ産駒。過去10年でサンデーRは[2−0−2−4]、1番人気なら[2−0−2−0]。レーン騎手が騎乗する。
ダノンギャラクシーは東京芝2000mの新馬戦で2位の34.2秒で上がって0.6秒差の2着に負けたが、勝ったトーセンリョウは次走山吹賞を圧勝した。前走東京芝2400mの未勝利戦は中団の後ろから最速の33.8秒で差し切って2分29秒8で優勝。セレクトセールで3億1320万円で取り引きされた国枝厩舎のディープインパクト産駒。全姉にデニムアンドルビーがいる。国枝厩舎はフローラSをエリカヴィータで優勝。過去10年でディープインパクト産駒は[3−2−5−22]。3戦連続でルメール騎手が騎乗する。
過去10年でノーザンF生産馬は[5−5−6−35]で1、1、3、3、5番人気が勝ち、1、1、4、5、7番人気が2着、1、1、1、5、6、8番人気が3着。人気薄が2、3着に入っている。過去3年はノーザンF生産馬の5、3、3番人気が勝っている。クワイエットホーク、ジャスティンスカイ、ダノンギャラクシー、レヴァンジルが該当する。社台F生産馬は[1−0−0−24]で4番人気が1着。ロンギングエーオが該当する。今年は社台系馬主がレヴァンジル(サンデーR)しかいない。
最近の重賞はセレクトセール高額馬、クラブ募集の高額馬の活躍が目立つ。今年のメンバーでセレクトセール高額馬はダノンギャラクシー(3億1320万円)、アスクヴィヴァユー(1億2960万円)、ジャスティンスカイ(9720万円)、クワイエットホーク(8800万円)。クラブ募集の高額馬はロードレゼル(ロードHC8000万円)、レヴァンジル(サンデーR4000万円)。
前走水仙賞を勝ったロードレゼル、前走フリージア賞を勝ったジャスティンスカイ、前走1勝クラスを勝ったエターナルビクトリ、水仙賞2着馬で前走スプリングS9着のオウケンボルト、前走ゆりかもめ賞3着のグランシエロなど。ロードレゼルは阪神芝2000mの未勝利戦、水仙賞を2連勝。中内田厩舎のディープインパクト産駒で母エンジェルフェイスはフラワーC勝ち馬。前走水仙賞は2着オウケンボルトとクビ差だった。中内田厩舎は芝2200m以上の重賞[0−1−2−11]で未勝利。新馬、未勝利で騎乗した川田騎手に乗り替わる。
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