鳴尾記念
レース展望
2年連続中京芝2000mで行われる。過去10年で1番人気は[2−4−0−4]で6連対。鳴尾記念で最速上がりなら[2−3−0−0]。近走メンバー1、2位の上がりを連発している1番人気は堅実。2番人気は[2−1−1−6]で3連対、3番人気は[2−0−1−7]で2連対。6〜9番人気が6連対。10番人気以下が1連対。過去5年の馬連は8倍、8倍、18倍、33倍、184倍で年々配当がアップしている。
前走勝った馬は[2−1−1−8]で3連対。前走2、3着は[1−1−1−13]で2連対。前走6〜9着は[4−1−4−24]、10着以下は[3−3−3−39]。前走OP以上で6着以下に負けた馬が巻き返している。前走好走した人気馬は過信禁物。6番人気以下で連対した7頭のうち5頭に重賞連対があり、前走OP以上で3、4、8、13、16着に負けていた。前走負けて人気がない重賞実績馬の激走に注意。
過去10年でノーザンF生産馬は[5−3−2−25]で1、2、2、3、10番人気が勝ち、1、2、5番人気が2着、2、5番人気が3着。3着以内に入った10頭のうち9頭が5番人気以内。アドマイヤジャスタ、ヴェルトライゼンデ、ジェラルディーナが該当する。社台F生産馬は[1−0−3−13]で1番人気が勝ち、4、4、5番人気が3着。3着以内に入った馬は5番人気以内。ギベオン、キングオブドラゴンが該当する。
カイザーバローズは芝2000m[2−1−1−1]で中京では[1−0−1−0]。前走新潟大賞典は10番手から最速の34.4秒で上がってクビ差の2着。最後にレッドガランに競り負けた。中内田厩舎のディープインパクト産駒。川田騎手とは[3−0−1−0]で好相性。今年の中京芝2000m重賞で川田騎手は[0−2−1−0]で3着以内を確保。昨年以降の重賞で川田騎手は中内田厩舎の管理馬では[3−2−2−6]、1番人気は[2−1−2−0]、2番人気は[0−1−0−3]。叩き2戦目、川田騎手で重賞初制覇なるか。
ヴェルトライゼンデはG1[0−1−1−2]でホープフルS2着、ダービー3着がある。G2は[0−3−0−0]でスプリングS、神戸新聞杯、AJCC2着。G3に出走するのは今回が初めてになる。屈腱炎で休養し、昨年のAJCC以来のレースとなる。過去10年の鳴尾記念で池江厩舎は[5−0−1−6]、4番人気以内なら[5−0−1−3]。今年の重賞でレーン騎手は[0−1−0−6]でオークスのスタニングローズ(10人気)が2着。2番人気以内では[0−0−0−3]。20年ユニコーンS以来となる重賞制覇なるか。
京都記念3着馬サンレイポケット、同4着馬ジェラルディーナ、新潟大賞典3着馬ヤシャマル、昨年の鳴尾記念2着馬ショウナンバルディ、前走阪神大賞典6着のキングオブドラゴン、昨年の金鯱賞勝ち馬ギベオンなど。サンレイポケットは芝2000m[4−3−1−7]で中京では[2−0−0−3]。昨年の鳴尾記念は1番人気に支持され、後方から伸び切れず1.0秒差の6着。前走金鯱賞は中団から伸び切れず0.9秒差の7着。昨年の天皇賞(秋)とジャパンCで4着に入った馬。鳴尾記念、金鯱賞は前残り。差しが決まる展開になれば。
ジェラルディーナは条件戦を3連勝してOP入りしたが、チャレンジC4着、京都記念4着、阪神牝馬S6着と善戦止まりが続いている。叩き3戦目、G3で巻き返すか。今年のG2、G3で福永騎手は[0−1−0−14]、5番人気以内では[0−1−0−11]。ヤシャマルは2走前の日経新春杯で0.6秒差の3着。前走新潟大賞典(54キロ)は0.1秒差の3着。2着カイザーバローズ(55キロ)とはハナ差だった。カイザーバローズとは1キロ差から同斤の56キロになる。3戦連続騎乗の松田騎手がガツンと追って持ってくるか。
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