札幌記念
レース展望

過去10年で1番人気は[0−5−3−2]で5連対。1番人気は現在10連敗中。単勝1倍台は[0−4−1−0]、2倍台は[0−0−2−2]、4倍台は[0−1−0−0]。単勝2倍台は取りこぼしが多い。2番人気は[5−0−1−4]で5連対、3番人気は[1−0−0−9]で1連対。6〜9番人気は4連対、10番人気は1連対。過去5年の馬連は376倍、13倍、21倍、29倍、4倍。人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

牡馬は[6−9−7−94]で15連対、牝馬は[4−1−3−19]で5連対。牝馬は4番人気以内なら[4−1−2−4]だが、5番人気以下は[0−0−1−15]。牝馬は人気のG1馬に注目したい。穴で6歳以上の牡馬に注意。関東馬[5−2−3−50]で7連対、関西馬[5−8−7−63]で13連対。6番人気以下では関東馬[1−0−1−35]、関西馬[0−4−2−50]。穴で前走ハンデ重賞に出走した関西牡馬に注意。

過去10年でノーザンF生産馬は[5−2−3−24]で2、2、2、3、5番人気が勝ち、1、1番人気が2着、1、1、4番人気が3着。アイスバブル、ケイデンスコール、サトノクロニクル、ソダシ、ハヤヤッコ、フィオリキアリ、マカヒキが該当する。社台F生産馬は[0−1−1−25]で1番人気が2着、4番人気が3着。アラタ、レッドガランが該当する。社台追分F生産馬は[1−2−1−2]で2番人気が勝ち、4、6番人気が2着、8番人気が3着。アンティシペイトが該当する。人気の社台系生産馬が勝つことが多い。

ソダシは[7−0−1−3]でG1を3勝している実力馬。前走ヴィクトリアマイルは内ラチ沿いの4番手から6位タイの33.4秒で抜け出して1分32秒2で2馬身差で圧勝。芝1600mでは4戦4勝となった。昨年の札幌記念は大外枠から2番手につけ、勝負どころで先頭に立つと5位の35.4秒で上がってラヴズオンリーユーを完封し1分59秒5で制した。芝2000mは札幌記念1着(52キロ)、秋華賞10着(55キロ)。今年は55キロを背負う。札幌2歳Sを勝っており、札幌では2戦2勝。得意の洋芝で2連覇なるか。

ジャックドールは[6−2−0−2]で1、2、3勝クラス、白富士S、金鯱賞を6連勝した。金鯱賞は前半5F59.3秒で逃げ、3位タイの34.6秒で後続を突き放し1分57秒2のレコードで2馬身半差で圧勝。レイパパレ、ポタジェを相手にしなかった。前走大阪杯は前半5F58.8秒で逃げ、14位の36.3秒で上がって0.5秒差の5着。2F目が10.3秒の経験のない流れ、その後はアフリカンゴールドに終始絡まれて厳しくなった。レース後に右後肢の落鉄が判明。初の洋芝とパンサラッサとの兼ね合いがカギになる。

ドバイターフ勝ち馬パンサラッサ、昨年のオークス馬ユーバーレーベン、昨年の香港ヴァーズ勝ち馬グローリーヴェイズ、昨年の日経賞&オールカマー勝ち馬ウインマリリン、函館記念勝ち馬ハヤヤッコ、前走七夕賞3着のアンティシペイト、昨年の宝塚記念2着馬ユニコーンライオンなど。パンサラッサは昨年秋以降[4−0−0−2]、芝2000m以下では[4−0−0−0]で福島記念、中山記念、ドバイターフを勝っている。福島記念は前半5F57.3秒、中山記念は前半5F57.6秒。吉田豊騎手がハイペースで飛ばして粘り込むか。

ユーバーレーベンはオークスを勝った後、13、6、5、5着。札幌2歳Sで後方から捲ってソダシにクビ差の2着がある。父ゴールドシップは14年の札幌記念2着馬。洋芝で一変するか。グローリーヴェイズは外国人騎手では[5−2−1−3]。今回はルメール騎手が騎乗する。過去10年で7歳馬は[0−1−1−16]。ウインマリリンはG1[0−1−0−6]、G2[3−0−0−1]。松岡騎手が強気な騎乗で持ってくるか。ハヤヤッコは重馬場の函館記念を2分3秒6で優勝。ソダシとの白毛対決が実現する。浜中騎手が北九州記念でナムラクレアに騎乗するため、池添騎手に乗り替わる。

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