小倉2歳S
レース展望

過去10年で1番人気は[2−3−0−5]で5連対。単勝は1倍台[1−1−0−0]、2倍台[0−1−0−4]、3倍台[1−1−0−1]。単勝2倍台は取りこぼしが多い。2番人気は[3−1−1−5]、3番人気は[3−1−1−5]で各4連対。6〜9番人気は2連対、10番人気以下は3連対。過去5年の馬連は31倍、296倍、13倍、4倍、19倍。馬場が渋ると堅く収まり、良馬場だと荒れる傾向がある。

前走小倉芝1200mで前に行って2着に0.3秒差以上をつけて圧勝した馬が8連対。同コースで速い流れを経験した馬が強い。前走前半3F33秒台になった小倉芝1200mで3番手以内につけて勝った馬に注目。牡馬は[5−6−6−58]、牝馬は[5−4−4−56]。10番人気以下で連対した3頭のうち2頭が牝馬だった。大穴で前走小倉芝1200mの新馬戦を遅いタイムで勝ち、若手騎手が騎乗した牝馬に注意。

過去10年でノーザンF生産馬は[1−2−1−11]で2番人気が勝ち、1、3番人気が2着、5番人気が3着。過去2年は5番人気以内なら[1−2−1−0]で3着以内を確保。アウクソー、プロトポロスが該当する。社台F生産馬は[0−0−3−6]で2、3、6番人気が3着。ミカッテヨンデイイが該当する。過去10年で社台馬主の馬は勝ったことがない。今年はプロトポロス(キャロットF)が出走する。

クリダームは函館2歳Sを前半3F34.5秒で逃げ、7位の37.5秒で上がり1分12秒0(稍重)で走って0.2秒差の2着。祖母マザートウショウは92年に重馬場の函館3歳Sを逃げ切ったが、クリダームはあと一歩足りなかった。インゼルRで2300万円で募集されたハーツクライ産駒。過去10年の小倉2歳Sで武豊騎手は[3−2−1−2]、3番人気以内なら[3−2−0−0]。小倉の高速馬場に対応できるかがカギ。

プロトポロスは中京芝1200mの新馬戦を3番手から最速の33.8秒で抜け出して1分9秒4で3馬身半差で圧勝。2着ウメムスビは次走小倉芝1200mの未勝利戦を1分8秒4で勝っている。キャロットFで5000万円で募集されたウォーフロント産駒(米ダート短距離馬)。今年の2歳戦で西村厩舎は[6−4−4−11]でトップの6勝。1番人気は[5−1−0−3]だが、2番人気は[0−0−4−5]。鞍上は福永騎手。

フェニックス賞勝ち馬ミカッテヨンデイイ、小倉芝1200mの新馬戦勝ち馬ロンドンプラン、メイショウコギク、メイショウヒュウガ、福島芝1200mの新馬戦勝ち馬アウクソーなど。ミカッテヨンデイイは小倉芝1200m[1−0−2−0]で新馬戦は0.4秒差の3着、未勝利戦は0.2秒差の3着に終わったが、前走フェニックス賞を3番手から最速の33.7秒で差し切って1分7秒7で2馬身半差で圧勝。今村騎手はCBC賞をテイエムスパーダで逃げて1分5秒8のレコードで勝っている。得意の小倉で重賞2勝目なるか。

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