毎日王冠
レース展望
過去１０年で１番人気は［７−０−０−３］で７連対。３歳［４−０−０−１］、４歳［３−０−０−０］、５歳［０−０−０−２］で３、４歳馬は堅実。２番人気は［０−２−０−８］で２連対、３番人気は［１−２−１−６］で３連対。６〜９番人気、１０番人気以下は各２連対。過去７年は５番人気以内で決着し、馬連は１８倍、８倍、２３倍、６倍、３倍、５倍、３倍。荒れても２０倍台までに収まっている。
同じ東京芝１８００ｍのエプソムＣから直行した馬は［２−１−２−７］で３連対。エプソムＣ勝ち馬は１番人気なら［２−０−０−０］で堅実。２〜５番人気は［０−１−１−２］で１連対のみ。次の天皇賞（秋）を狙う馬は目一杯に仕上げないため、休み明けの実績馬が連対を外すことが多い。馬体が１０キロ以上増えた３歳馬は［１−０−０−２］だが、４歳以上は［０−０−２−５］。古馬は人気でも過信禁物。
サリオスは東京芝［３−１−１−１］で昨年の安田記念８着を除き３着以内を確保。前走安田記念は１７番枠から７番手につけ、６位の３３．０秒で上がってクビ＋頭差の３着。馬体が２２キロ絞れて腹目がスッキリし、過去最低体重だった。２０年の毎日王冠は４番手から最速の３４．１秒で抜け出して１分４５秒５（稍重）で３馬身差で圧勝。半姉サラキアは５歳秋に本格化した。ハーツクライ産駒。５６キロで出走できる。
レイパパレは国内の芝１６００ｍ［２−０−０−１］、芝１８００ｍ［２−０−０−０］、芝２０００ｍ［２−２−０−１］で前走ヴィクトリアマイル１２着を除き連対を確保。今年は金鯱賞で２着に負けたが、勝ったジャックドールは札幌記念を制した。大阪杯は最後にポタジェに交わされてクビ差の２着。ポタジェとは２キロ差が３キロ差に広がる。道悪では２戦２勝で大阪杯を逃げて圧勝している。週末は雨が降る予報が出ている。
前走関屋記念３着のダノンザキッド、大阪杯勝ち馬ポタジェ、エプソムＣ勝ち馬ノースブリッジ、同４着馬ジャスティンカフェ、前走関越Ｓ２着のキングストンボーイ、小倉日経オープン勝ち馬レッドベルオーブなど。ダノンザキッドは東スポ杯２歳Ｓでタイトルホルダーに勝っている。３歳以降は［０−０−３−４］。川田騎手から戸崎騎手に乗り替わる。ポタジェは昨年の毎日王冠で０．２秒差の３着。５８キロがどう出るか。ノースブリッジは稍重以上［３−０−１−０］の道悪巧者。過去１０年でエプソムＣ勝ち馬は［２−１−１−３］。
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