菊花賞
レース展望
過去10年で1番人気は[5−0−2−3]で5連対。単勝1倍台は[3−0−0−0]。神戸新聞杯勝ち馬は単勝2.3倍以下なら[4−0−0−0]。2番人気は[0−2−0−8]で2連対、3番人気は[2−1−1−6]で3連対。6〜9番人気は3連対、10番人気以下は1連対。過去5年の馬連は106倍、23倍、46倍、9倍、24倍で荒れている。長距離G1は波乱傾向。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。
連対馬18頭が前走3着以内。神戸新聞杯、セントライト記念で3着以内に入った馬が活躍。セントライト記念9、13着から連対した2頭は皐月賞4、2着馬だった。前走条件戦は[0−1−5−42]で3着が多い。6番人気以下で連対した4頭のうち3頭に重賞3着以内があり、1頭にG1で4着があった。4頭のうち3頭が前走G2で2、3着に負けていた。穴で前走重賞で2、3着に負け、7〜10番人気になった馬に注意。
過去10年でノーザンF生産馬は[4−6−6−52]で1、1、3、7番人気が勝ち、2、2、3、4、8、9番人気が2着、1、15、6、10、13番人気が3着。ジェンヌ、ジャスティンパレス、セレシオン、ドゥラドーレス、フェーングロッテンが該当する。社台F生産馬は[0−1−1−16]で4番人気が2着、6番人気が3着。アスクビクターモア、アスクワイルドモア、インプレス、ポッドボレット、ボルドグフーシュ、ボーンディスウェイ、レッドバリエンテが該当する。社台白老F生産馬は[0−0−0−10]。タイムオブフライトが該当する。追分F生産馬は[0−0−0−1]。ガイアフォースが該当する。
アスクビクターモアは[3−1−3−1]で皐月賞5着を除き3着以内を確保。ダービーは2番手から早めに先頭に立ち、8位の35.3秒で上がって0.3秒差の3着。前半5F58.9秒の速い流れで前に行き、2分22秒2で走っている。前走セントライト記念は3番手から2位タイの35.0秒で上がって頭差の2着。ガイアフォースに外から交わされた後も食い下がっていた。田辺騎手は関西圏のG1[0−1−2−42]で阪神では[0−1−0−19]。芝3000m以上のG1は[0−0−1−11]、菊花賞は[0−0−0−7]。
ガイアフォースは[3−2−0−0]で連対を確保。国東特別は前半5F58.0秒で2番手につけ、最速の35.4秒で抜け出して1分56秒8で7馬身差で圧勝。前走セントライト記念は6番手から最速の34.7秒で差し切って2分11秒8(稍重)で優勝。アスクビクターモアとの叩き合いを頭差で制した。小倉芝1800mの新馬戦でドウデュースと叩き合ってクビ差の2着に入ったことがダテでないことを示した。父は15年の菊花賞を制したキタサンブラック。松山騎手は芝3000m以上のG1[0−0−0−10]で全て10着以下。
神戸新聞杯勝ち馬ジャスティンパレス、青葉賞勝ち馬プラダリア、京都新聞杯2着馬ヴェローナシチー、神戸新聞杯2着馬ヤマニンゼスト、京都新聞杯&神戸新聞杯3着馬ボルドグフーシュ、毎日杯3着馬ドゥラドーレス、新潟記念3着馬フェーングロッテン、条件戦を2連勝中のディナースタ、阿賀野川特別勝ち馬セレシオンなど。皐月賞1〜4着馬、ダービー1、2着馬がおらず、G1馬の出走がない。昨年もG1馬不在だったが、タイトルホルダーがで圧勝し、今年の天皇賞(春)、宝塚記念を制した。タイトルホルダーは菊花賞で4番人気だった。
ジャスティンパレスはホープフルSで2着があり、メンバー唯一のG1連対馬。前走神戸新聞杯は内ラチ沿いの4番手につけ、2位の34.4秒で抜け出して2分11秒1で3馬身半差で圧勝。半兄アイアンバローズはステイヤーズS&阪神大賞典2着馬。鮫島駿騎手は芝3000m以上の重賞[0−0−0−5]、芝G1は[0−0−0−17]。今年は3頭人気が集中しそうだが、激走してもおかしくない馬が多い。展開、馬場を含め、問われるものが何かがポイント。今年の平地G1で1番人気は[0−1−2−11]で未勝利が続いている。
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