京王杯2歳S
レース展望

過去10年で1番人気は[2−2−2−4]で4連対。前走重賞勝ち馬は[0−1−0−1]、前走OP特別勝ち馬は[1−1−1−0]。2番人気は[3−0−1−6]で3連対、3番人気は[1−1−1−7]で2連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が1連対。過去6年は9倍、10倍、2倍、5倍、61倍、74倍。堅く収まった4年は13、11、8、10頭立て、荒れた2年は18、14頭立て。多頭数なら波乱に注意。

関東馬は[2−3−5−72]で連対率6%、関西馬は[8−7−5−30]で連対率30%。関西馬が活躍している。6番人気以下で連対した6頭のうち5頭が関西牡馬。昨年は8番人気の関西牡馬キングエルメスが穴をあけた。牡馬は[10−8−9−77]、牝馬は[0−2−1−27]。牝馬は3番人気なら[0−2−1−2]。6番人気以下の牡馬は[2−4−2−53]で3着以内に入った8頭のうち7頭が6〜9番人気だった。

過去10年でノーザンF生産馬は[3−4−0−8]で1、2、3番人気が勝ち、1、4、6、7番人気が2着。エナジーチャイム、ミスヨコハマが該当する。社台白老F生産馬は[0−0−0−1]。サイモンオリーブが該当する。社台馬主の馬はエナジーチャイム(シルク)、ペースセッティング(シルク)。セレクトセールで取り引きされた馬はミスヨコハマ(1760万)、ロッソランパンテ(770万円)の2頭しかいない。

ロンドンプランは小倉芝1200mの新馬戦を3番手から最速の34.4秒で抜け出して2馬身差で圧勝。前走小倉2歳Sは大きく出遅れて離れた最後方から最速の33.1秒で豪快に差し切って1分8秒1で優勝。大きく出遅れて厳しいかと思われたが、直線入り口で馬群に取りつくと強烈な末脚で差し切った。新種牡馬グレーターロンドン産駒。今年の重賞で松山騎手は[9−3−2−30]、1番人気では[3−0−0−5]。

エナジーチャイムは新潟芝1600mの新馬戦を前半5F61.1秒で逃げ、2位の33.7秒で上がって1分34秒8で優勝。ラスト3Fは11.4−11.0−11.3秒。2着は頭差、3着には6馬身差をつけていた。2着ショウナンアレクサは次走未勝利戦を優勝。シルクHCで3000万円で募集されたエピファネイア産駒で近親にワールドプレミア、ヴェルトライゼンデがいる。過去10年でルメール騎手は[4−0−0−1]。

もみじS3着馬アスクドリームモア、ききょうS3着馬ヤクシマ、すずらん賞3着馬ミスヨコハマ、ダリア賞3着馬ブーケファロス、小倉の未勝利戦を圧勝したペースセッティングなど。アスクドリームモアはもみじSで2番手から5位の34.6秒で上がって0.5秒差の3着。千葉サラブレットセールで2981万円で取り引きされたキズナ産駒で近親にタイムトゥヘヴン。岩田望騎手から2走前に騎乗した岩田康騎手に乗り替わる。

ヤクシマは小倉の新馬戦を5番手から最速の33.7秒で抜け出し1分10秒1で優勝。ききょうSは8番手から最速の34.0秒で上がってアロマデローサに0.2秒差の3着。大外枠で位置取りが悪くなったが、最後までしぶとく伸びてきた。アイルランドの短距離G1馬ハヴァナグレー産駒。岩田康騎手から新馬戦で騎乗した岩田望騎手に乗り替わる。小倉の新馬戦はラスト3F12.0−11.3−11.1秒で尻上がりだった。

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