武蔵野S
レース展望

チャンピオンズCの前哨戦。過去10年で1番人気は[3−1−1−5]で5連対。。過去7年は[1−0−1−5]で1連対のみ。19年はエアアルマスが11着、20年はタイムフライヤーが5着、昨年はタガノビューティーが6着に終わった。2番人気は[1−2−1−6]、3番人気は[2−1−0−7]で各3連対。6〜9番人気が7連対、10番人気以下が1連対。過去6年の馬連は44倍、139倍、39倍、210倍、107倍、17倍で万馬券が3回。重賞実績馬が揃うが、かなり荒れている。

連対馬20頭のうち9頭が前走連対、17頭が前走5着以内。前走6着以下から連対した3頭は前走シリウスSで6、9着、南部杯6着、武蔵野Sで8、7、2番人気だった。前走10着以下は[0−0−1−26]で3着が1回あるのみ。関東馬は[2−0−0−38]で2連対、関西馬は[8−10−10−90]で18連対。8年で関西馬がワンツーを決めている。ダート重賞は他のレースでも関西馬の活躍が目立つ。関東馬は16年以降[0−0−0−24]で3着以内がなく不振が続いている。

レモンポップは東京ダート6戦6勝で現在ダ1400mで2着に3馬身半差、6馬身差、2馬身半差、4馬身差をつけて4連勝中。東京ダ1600mは2歳時にカトレアSを2番手から抜け出して1分36秒4で勝っている。父レモンドロップキッドはベルモントSなど米G1を5勝した馬。ダートではまだ底を見せておらず、叩き2戦目で前走から1キロ減の56キロで出走できる。今年の重賞で戸崎騎手は1番人気では[0−0−1−3]。人気に関係なく今年のダート重賞は[0−0−2−2]。田中博厩舎は重賞初制覇が懸かる。関東馬。

ギルデッドミラーは初ダートのNST賞を中団から3位の35.9秒で差し切って1分10秒3で優勝。グリーンチャンネルCは7番手から2位の34.1秒で上がって0.1秒差の2着。2枠3番から三浦騎手が内をロスなく回って直線で捌いてきた。3着タガノビューティーに3馬身半差。勝ったデシエルトは1分33秒5(重)のレコード。芝マイル重賞ではアーリントンC2着、NHKマイルC3着、ターコイズS3着がある。マルシュロレーヌ、ショウナンナデシコと同じオルフェーヴル産駒。今年の重賞で三浦騎手は[1−2−0−36]。

グリーンチャンネルC3着馬タガノビューティー、ユニコーンS2着馬セキフウ、ゴドルフィンマイル勝ち馬バスラットレオン、三宮S勝ち馬ハヤブサナンデクン、アハルテケS勝ち馬アドマイヤルプス、昨年のフェブラリーS&武蔵野S2着馬エアスピネル、エルムS勝ち馬フルデプスリーダー、20年の武蔵野S勝ち馬サンライズノヴァ、昨年の全日本2歳優駿勝ち馬ドライスタウト、ラジオ日本賞勝ち馬アシャカトブなど伏兵は多士済々。今の東京ダートは雨で脚抜きが良くなると異常に時計が速くなるが、今のところ週末は雨は降らない予報。

タガノビューティーは東京ダ1600m[3−2−2−2]の巧者。前走グリーンチャンネルCは休み明けで58キロを背負い、重馬場でレコード決着になり0.7秒差の3着。今回は叩き2戦目、56キロ出走できる。セキフウはユニコーンSでペイシャエスにクビ差の2着。海外ではサウジダービーで2着、コリアCで3着がある。ビッグアーサーの半弟。Mデムーロ騎手が騎乗する。アシャカトブはレーン騎手、アドマイヤルプスはルメール騎手、ケイデンスコールはドイル騎手、デュードヴァンはムーア騎手。かなりシビアなレースになる。

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