チャレンジC
レース展望

17年に芝2000mの別定戦に変更された。過去5年で1番人気は[3−0−0−2]で3連対。3歳馬は[3−0−0−1]でレイパパレ、ソーヴァリアントが連勝中。2番人気は[2−1−1−1]で3連対、3番人気は[0−0−2−3]で連対なし。6〜9番人気が1連対。10番人気以下は[0−0−0−13]。過去5年の馬連は15倍、16倍、48倍、2倍、8倍。4年が10倍台までに収まっている。

連対馬7頭が前走連対。勝った6頭のうち3頭が3、4、4連勝中だった。前走G2以上で8、8、10着から連対した3頭はG2以上で連対があった。前走惨敗から巻き返すにはG2以上の実績が問われる。3歳馬は2番人気以内なら[4−0−1−2]で現在2、1、1番人気が3連勝中。4歳馬は4番人気以内[1−2−2−4]だが、5番人気以下は[0−0−0−9]で不振。5歳以上は[0−3−1−26]で未勝利。

過去5年でノーザンF生産馬は[2−2−2−10]で1、1番人気が勝ち、2、5番人気が2着、3、3番人気が3着。アルジャンナ、ブラヴァス、ヒンドゥタイムズ、ルビーカサブランカ、レッドベルオーブが該当する。社台F生産馬は[2−2−1−4]で1、2番人気が勝ち、4、4番人気が2着、5番人気が3着。ソーヴァリアント、タイセイモンストルが該当する。ノーザンF、社台F生産の人気馬に注目。

ソーヴァリアントは昨年の弥生賞で4着に負けたが、1着タイトルホルダー、2着シュネルマイスター、3着ダノンザキッドだった。セントライト記念はアサマノイタズラに差されて0.1秒差の2着。チャレンジCは前半5F62.9秒、後半5F58.1秒、大外枠から2番手につけ、最速タイの33.9秒で抜け出して3馬身半差で圧勝。休み明けの前走オールカマーは心房細動でシンガリの13着に終わった。調教は動いているが、心房細動の影響をどう考えるか。昨年より1キロ重い56キロを背負い、昨年騎乗したルメール騎手に戻る。

ヒンドゥタイムズは阪神芝2000m[2−1−1−0]で20年のチャレンジCで4番手から3位タイの34.4秒で上がってレイパパレに0.3秒差の3着がある。今年の復帰戦となった小倉記念は11番手からメンバー2位タイの35.0秒で上がってマリアエレーナに0.8秒差の2着。10番人気で穴をあけた。前走京都大賞典は7番手から7位タイの34.3秒で上がってヴェラアズールに0.7秒差の4着。6月以降の重賞で武豊騎手は[0−4−1−19]で未勝利だが、斎藤崇厩舎は[2−3−2−7]で複勝率50%。

スプリングS勝ち馬ビーアストニッシド、鳴尾記念3着馬サンレイポケット、愛知杯勝ち馬ルビーカサブランカ、20年のチャレンジC2着馬ブラヴァス、小倉日経オープン勝ち馬レッドベルオーブ、七夕賞勝ち馬エヒトなど。ビーアストニッシドは京都2歳Sで前半5F62.8秒のスローで逃げて半馬身差の2着がある。唯一の3歳馬。岩田騎手がインを突いて持ってくるか。サンレイポケットは昨年新潟大賞典を勝って以降[0−0−2−7]で京都記念、鳴尾記念で3着がある。接戦したジェラルディーナはエリザベス女王杯を制した。

穴っぽいところでルビーカサブランカは愛知杯1着以降、牝馬限定重賞6、5、7、4、8着で善戦止まり。牡馬混合戦は[2−2−2−2]。タフな流れで外差しが決まる展開になれば。川田騎手が騎乗する。ブラヴァスは20年チャレンジC2着以降[0−0−0−8]だが、前走オクトーバーSで4着に入った。阪神芝2000mは[1−2−0−1]。佐々木氏&友道調教師はムーア騎手を確保。エヒトは七夕賞を1分57秒8で2馬身半差で圧勝。2着ヒートオンビートは昨年のチャレンジC2着馬。ここだけの話、阪神の荒れ馬場は合っている。今年2度目のカッチースマイルが見られるか。

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