チャンピオンズC
レース展望

過去8年で1番人気は[2−3−0−3]で5連対。過去6年は[2−3−0−1]で堅実。前走JBCクラシック勝ち馬は[0−1−0−3]で不振。2番人気は[2−0−0−6]で2連対、3番人気は[0−3−3−2]で3連対。6〜8番人気が4連対、10番人気以下が1連対。過去5年の馬連は41倍、30倍、9倍、40倍、6倍で中穴決着が多い。G1実績馬が揃うが、人気馬に人気薄を絡めて中穴を狙うのが妙味。

連対馬16頭のうち11頭が前走3着以内。前走ダート重賞で3着以内に入った馬が活躍。前走4、4、5、6、7着から連対した5頭のうち4頭はダートG1馬だった。前走8着以下は[0−0−3−17]で3着止まり。連対馬13頭が前走3番人気以内、16頭全てが前走5番人気以内に支持されていた。前走重賞で5番人気以内だった馬に注目。前走6番人気以下は[0−0−1−31]で昨年14番人気が3着に入ったのみ。

過去8年でノーザンF生産馬は[3−4−0−12]で2、4、8番人気が勝ち、1、3、3、8番人気が2着。グロリアムンディ、ジュンライトボルト、バーデンヴァイラー、レッドソルダードが該当する。社台F生産馬は[0−1−1−12]で3番人気が2、3着。クラウンプライド、レッドガランが該当する。社台馬主はクラウンプライド(吉田照哉氏)、グロリアムンディ(吉田和美氏)、バーデンヴァイラー(キャロットF)。

テーオーケインズは昨年のチャンピオンズCを好位から最速の35.5秒で抜け出して6馬身差で圧勝。今年は平安Sを先行抜け出しで2馬身差で圧勝。帝王賞は外を回って4着に終わったが、前走JBCクラシックを2馬身差で圧勝した。地方交流G1は[2−0−0−4]だが、中央の重賞は[3−0−0−0]でまだ負けていない。昨年6月から1→4→1→8→1→4→1着で一戦ごとに勝ち負けを繰り返している。

過去8年で前走JBCクラシック勝ち馬は[0−1−0−6]、1番人気では[0−1−0−3]で1連対のみ。テーオーケインズは昨年のJBCクラシックは4着に負けていた。ただし今年はG1馬が自身の他にサンライズノヴァ(19年南部杯)、ノットゥルノ(22年JDD)しかいない。21年以降、中京ダートでは3戦3勝だが、4、6、4番枠で全て内めの枠に入っていた。今回は6枠12番。断然人気で2連覇なるか。

クラウンプライドはUAEダービーを圧勝した3歳馬。日本テレビ盃はフィールドセンスに差されて0.1差の2着。前走JBCクラシックは逃げてテーオーケインズに0.4差の2着。今回はテーオーケインズとの斤量が2キロから1キロ差になる。ダ1800m[2−1−0−0]で中京では新馬戦を6馬身差で圧勝している。新谷厩舎は地方交流重賞で活躍が目立つ。過去8年のチャンピオンズCで福永騎手は[0−0−0−5]。

アンタレスS2着馬グロリアムンディ、シリウスS勝ち馬ジュンライトボルト、JDD勝ち馬ノットゥルノ、シリウスS2着馬ハピ、昨年の東海S&平安S勝ち馬オーヴェルニュ、南部杯3着馬シャマル、マーキュリーC勝ち馬バーデンヴァイラー、みやこS勝ち馬サンライズホープ、武蔵野S4着馬スマッシングハーツなど。土曜は晴れるが、日曜は曇り時々雨の予報。脚抜きが良くなったら道悪巧者のオーヴェルニュに要注意か。

グロリアムンディはダート[4−1−0−0]。中京ダ1800mは2戦2勝で雅S、名古屋城Sを優勝。アンタレスSはオメガパフュームに0.1秒差の2着。1枠1番でムーア騎手。ジャパンCのように内から持ってくるか。ジュンライトボルトはダートを使ってジュライS2着、BSN賞1着、シリウスS1着。先週のカノープスSは芝を使っていたウシュバテソーロが優勝。ヴェラアズールはダートから芝。最近のトレンドか。

穴っぽいところでバーデンヴァイラーはどうか。2走前のマーキュリーCで重賞初制覇。前走シリウスSは中団から全く伸びずに3.1秒の15着。3走前のアンタレスSでも15着に惨敗している。ダ1800mは[5−0−1−1]。BCディスタフを勝ったマルシュロレーヌの半弟。レーン騎手が騎乗する。スマッシングハーツはグリーンチャンネルC、武蔵野Sで最速の34.0秒、34.8秒で追い込んで4着。中京ではアルデバランSを勝っている。ダートで鮫島駿騎手では3、3、4、4着。新谷厩舎はクラウンプライドと2頭出し。

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