ターコイズS
レース展望
重賞昇格後の過去7年で1番人気は[2−0−1−4]は2連対。関西馬は[0−0−1−2]、ハンデ55キロは[0−0−0−3]で不振が続いている。2番人気は[0−1−0−6]で1連対、3番人気は[1−3−1−2]で4連対。6〜9番人気が1連対、10番人気以下が3連対。過去7年の馬連は546倍、19倍、25倍、152倍、19倍、22倍、27倍で万馬券が2回。ハンデ戦で時々大波乱が起きる。
52キロ以下は[0−0−1−15]。53キロは[3−3−0−21]で6連対、54キロは[2−2−2−24]で4連対だが、55キロは[0−0−3−17]で連対がない。10番人気以下で連対した3頭は53〜54キロだった。トップハンデは[1−2−1−8]で3着以内に入った馬は3、5、6、7番人気。4歳馬は[1−1−1−0]、5歳馬は[0−1−0−4]。1番人気は[0−0−0−2]で不振。
過去7年でノーザンF生産馬は[2−1−3−29]で1、3番人気が勝ち、2番人気が2着、9、13、15番人気が3着。アナザーリリック、エリカヴィータ、サブライムアンセム、シャドウディーヴァ、シャーレイポピー、スカイグルーヴ、フェルミスフィア、フラーズダルム、ママコチャ、ライティア、ラヴユーライヴが該当する。社台F生産馬は[1−2−0−14]、社台白老Fは[0−2−0−2]だが、今年は出走がない。
ママコチャは条件戦を3連勝でOP入り。豊栄特別は6番手から4位の33.3秒で抜け出して1分31秒7で3馬身半差で圧勝。前走納屋橋Sは2番手から2位の33.2秒で最内から抜け出して1分33秒4で優勝。重賞ではファンタジーSでウォーターナビレラに0.4秒差の3着がある。父クロフネ、母ブチコでマイルG1を3勝したソダシの全妹。重賞で連対がない3歳馬で53キロで出走できる。今年の重賞で松山騎手は[9−3−3−38]だが、10月末以降は[0−0−1−10]、1番人気では[0−0−1−3]で不振。
ミスニューヨークは中山芝[3−0−1−2]で5着以内を確保。昨年のターコイズSは最後方から大外を回って最速の34.6秒で差し切り1分32秒8(稍重)で優勝。前半5F56.8秒のハイペースになり、差し追い込み馬が上位を独占した。中山牝馬Sでは中団からしぶとく伸びて0.1秒差の3着。前走京成杯AHは5番手から2位タイの34.0秒で上がって0.1秒差の4着。最後に前が壁になって脚を余した。21年以降の中山芝1600m重賞でMデムーロ騎手は[3−2−0−2]で連対率71.4%。ハンデは55キロ。
福島牝馬S勝ち馬アナザーリリック、オーロC勝ち馬ウインシャーロット、京都牝馬S&京王杯SC2着馬スカイグルーヴ、中山牝馬S2着馬アブレイズ。フローラS勝ち馬エリカヴィータ、フィリーズレビュー勝ち馬サブライムアンセムなど。アナザーリリックは福島牝馬Sを15番手から最速タイの34.6秒で差し切って重賞初制覇。前走JBCレディスクラシックは後方のまま見せ場なく7着。中山芝1600mは[1−1−0−0]でアネモネS1着、菜の花賞2着。トップハンデ56キロがどう出るか。マーカンド騎手が騎乗する。
ウインシャーロットは昨年4月以降[5−4−0−0]で多摩川S、オーロCを前に行って2連勝中。芝1600mは[2−5−2−0]で中山では[0−3−1−0]。速い流れでも前に行ってしぶとく粘るタイプ。全て騎乗している石川騎手が騎乗する。スカイグルーヴは関屋記念で好位から5位の33.0秒で上がって0.3秒差の4着。前走スワンSは後方のまま見せ場なく18着。輸送が影響したのか、馬体が8キロ減っていた。木村厩舎のエピファネイア産駒。ルメール騎手では[2−4−0−3]。この2頭のハンデは55キロ。
穴っぽいところでエイシンチラー(抽選対象)はどうか。メイSでカレンシュトラウスの2着がある。中山芝1600mは[2−1−0−0]で若潮S(3勝C)を1分34秒2で勝っている。54キロでは[1−1−1−5]、52キロでは[3−1−0−0]。今年の中山重賞で荻野騎手は2戦2勝(ジャンダルム)。シャーレイポピーは中京記念が0.4秒差の7着、京成杯AHが0.3秒差の6着に終わったが、4着、4着のミスニューヨークとは0.1秒差、0.2秒差だった。ハンデは1キロ増の53キロ。横山武騎手が騎乗する。
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