ホープフルS
レース展望

過去8年で1番人気は[5−1−0−2]で6連対。G1昇格後は[4−0−0−1]で昨年コマンドラインが12着に終わった。2番人気は[2−1−3−2]、3番人気は[1−2−1−4]で各3連対。6〜9番人気が2連対、10番人気以下は[0−0−0−44]で3着以内がない。G1昇格後5年の馬連は14倍、6倍、8倍、6倍、12倍で10倍台までに収まっている。3着には8、8、9番人気が入っている。

前走勝った馬は[6−8−8−50]で14連対。前走2着から連対した馬は前走京都2歳S、萩Sだった。前走クラスは問わず、前走勝った馬に注目したい。前走3着以下に終わった馬は[0−0−0−35]で3着以内がない。過去8年の連対馬16頭のうち10頭に外国人騎手が騎乗していた。10頭のうち7頭がノーザンF生産馬でそのうち5頭が社台系馬主だった。外国人騎乗のノーザンF生産の人気馬が勝つことが多い。

過去8年でノーザンF生産馬は[6−4−5−17]で1、1、1、2、2、3番人気が勝ち、2、3、3、4番人気が2着、2、2、2、4、9番人気が3着。キングズレイン、ジェイパームス、ジュンツバメガエシ、セブンマジシャン、セレンディピティ、ドゥラエレーデ、フェイトが該当する。社台F生産馬は[0−0−1−15]で8番人気が3着。5番人気以内は[0−0−0−5]。ヴェルテンベルクが該当する。

ガストリックは東京芝1800mの新馬戦を最後方から最速の33.3秒で差し切って1分49秒8で優勝。2着ダニーデンは次走中山芝2000mで2馬身半差で圧勝した。前走東スポ杯2歳Sは出遅れて後方から内を通って少し押し上げると2位タイの34.0秒で差し切って1分45秒8で優勝。北海道セレクションセール1760万円のジャスタウェイ産駒。初の右回り、芝2000mに対応できるかがカギになるが、外差しが決まる馬場のままならプラスに働く。三浦騎手はG1[0−2−6−91]で未勝利。G1初制覇なるか。

ミッキーカプチーノは東京芝2000mの新馬戦を3番手から最速の33.7秒で抜け出して2分1秒1で優勝。3着グリューネグリーンは京都2歳Sを制した。前走葉牡丹賞は内ラチ沿いの中団を進み、2位の34.6秒で抜け出して1分59秒1で3馬身半差で圧勝。セレクトセールで3960万円で取り引きされた矢作厩舎のエビファネイア産駒で半兄にバイシュラバナ、近親にサークルオブライフがいる。過去8年で12番枠より外は[0−1−1−27]。戸崎騎手は2歳G1[1−1−1−11]、17年以降は[0−0−1−6]。

ハーツコンチェルトは中京芝2000mの新馬戦を8番手から早めに押し上げ、最速の33.9秒で抜け出して2分1秒6で8馬身差で圧勝。前走東スポ杯2歳Sは出遅れて最後方から最速の33.8秒で大外から追い込んで0.1秒差の3着。グリーンファームで4800万円で募集されたハーツクライ産駒。父サンデー系、母の父アンブライドルズソングはコントレイルと同じ。初の右回りとスタートがカギになる。今年のG1で松山騎手は[0−1−1−13]。10月23日以降の重賞では[0−0−1−14]で大不振が続いている。

新馬&野路菊Sを連勝したファントムシーフ、京都2歳S勝ち馬グリューネグリーン、同2着馬トップナイフ、新馬&黄菊賞を連勝したセブンマジシャン、未勝利&百日草特別を連勝したキングズレイン、未勝利戦を圧勝したセレンディピティなど。ファントムシーフは阪神芝1600mの新馬戦を3番手から最速タイの33.9秒で抜け出して優勝。野路菊Sは4番手から最速の33.5秒で抜け出して2分00秒2で2馬身差で圧勝。ターファイトクラブ2500万円で募集されたハービンジャー産駒。今週も内枠から福永騎手が持ってくるか。

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