クイーンC
レース展望

過去10年で1番人気は[4−1−2−3]で5連対。単勝1倍台は[2−0−0−0]、2倍台は[2−0−0−2]、3倍台は[0−1−2−1]で信頼度は単勝オッズに比例する。2番人気は[4−1−2−3]で5連対、3番人気は[1−3−1−5]で4連対。連対馬19頭が5番人気以内、残る1頭は7番人気。過去5年の馬連は40倍、2倍、9倍、25倍、8倍。上位人気馬が堅実で中穴までに収まっている。

連対馬15頭が前走連対、18頭が前走5着以内。前走重賞で連対した馬が活躍している。前走6着から連対した2頭は前走重賞だった。前走7着以下は[0−0−3−30]。惨敗馬が巻き返して連対したことはない。関東馬は[7−6−7−85]、関西馬は[3−4−4−28]。9年で関東馬が連対している。関西馬は5番人気以内[3−4−3−7]だが、6番人気以下[0−0−1−21]。人気がない関西馬は不振。

過去10年でノーザンF生産馬は[7−6−7−22]で1、1、1、2、2、2、3番人気が勝ち、2、3、3、5、5、5番人気が2着、1、1、2、3、6、7、7番人気が3着。アスパルディーコ、アップトゥミー、アンリーロード、ウヴァロヴァイト、ウンブライル、ドゥアイズ、ハーパー、モリアーナ、リックスターが該当する。社台F生産馬は[0−2−0−22]で1、4番人気が2着。オンザブロッサム、グランベルナデット、ミカッテヨンデイイが該当する。

ドゥアイズはコスモス賞でモリアーナに0.3秒差の2着。札幌2歳Sでドゥーラに0.1秒差の2着。前走阪神JFは後方から直線で馬群を捌きながら2位の35.4秒で上がって0.4秒差の3着。12着のモリアーナ、6着のドゥーラに先着した。G1レーシングで2000万円で募集されたルーラーシップ産駒。前走阪神JFは速い流れで1分33秒5で走ったが、まだ34秒台で上がったことがない。上がりの速さが問われる東京で切れ負けしないかがカギ。今回も吉田隼騎手が騎乗する。

ウンブライルは東京芝1400mの新馬、もみじSを最速の34.2秒、33.5秒で上がって3馬身半差、3馬身差で圧勝。前走阪神JFは出遅れて後方のまま見せ場なく2.1秒差の15着。馬体が8キロ減ったことが影響したのか、本来の行きっぷりがなく全く走らなかった。サンデーRで5000万円で募集されたロードカナロア産駒でステルヴィオの全妹。過去10年で前走阪神JFで10着以下に終わった馬はクイーンCで[0−0−1−4]。横山武騎手からルメール騎手に乗り替わる。

コスモス賞勝ち馬モリアーナ、阪神JF5着馬ミシシッピテソーロ、東京の未勝利戦を勝ったアスパルディーコ、阪神の未勝利戦を勝ったハーパー、前走赤松賞3着のウヴァロヴァイト、中山の未勝利戦を圧勝したグランベルナデット、阪神の新馬戦を勝ったイングランドアイズなど。モリアーナは前走阪神JFで6番手につけたが、直線で一杯になって1.7秒差の12着。前半5F57.0秒の速い流れで好位につけて外々を回っては厳しかったか。武藤騎手は重賞では[0−1−5−61]で連対率1.5%。

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